先週末の旅行記、第2弾。富山の井波彫刻の里編です。
井波彫刻の里では、一昨年奈良で行ったRing3の展覧会で一緒だった友人が
彫り師としてお仕事をしているので、まずはそこへ!
左:友人の彫り道具とそれで彫られた鳳凰。鳳凰って鳳と凰2対で鳳凰って知ってました?
右:これも友人が彫ったもの。迦陵頻迦(かりょうびんが)と言う人面身鳥。素敵!
そして、これを彫るための図案がコレだと言うのに、驚きです!
この平面一面からの図案で上のような立体ができるわけですな。
そしてすぐそばにある瑞泉寺へ!お寺のあちらこちらに井波彫刻が見られます。
門にも、屋根にも、内部にも。
そして正面の門からちょこっと横に外れたところに、井波彫刻最初の作品はありました。
街のシンボルにもなっている、獅子の子落とし。
これは一見、大したことないように見えて、この厚さの木からこの立体感を出すには、
相当の技術とセンスがいるんだよ。と友人に教えてもらいました。
そんなこと分からなくても充分すごいんですけどねw
この瑞泉寺の前がずうっと彫刻屋さんが並んでいる門前町になっていて、
そのお店の彫り師さんのお仕事が見れるようになっているんです。
今回は、友人がいることもあって、一軒ずつ、全ての作業現場を見せて頂きました。
皆、プロです。すごいです!!!
そして各お店の看板も木彫り!
中にはこんな和洋、古今折衷のものも!
パソコン屋さんの看板です。木のキーボードがよい感じ♪
今回、この井波彫刻の里と見て廻って反省&思ったこと。
自分が作品にしようと思う、物や動物、人などを、もっとちゃんと観察&研究しなきゃな。ってこと。
中途半端なものは恥ずかしいな。と初めて思いました。(気づくの遅い!)
そんな実のある旅だったわけですが、最後にもう一つ取っておきの実。