流灯会果てたる山の容(かたち)かな

 流灯会(燈籠流し)、数多の灯り(蝋燭の炎)であふれ明るく輝いていた水辺も、催しが終了すると暗く沈み込み、今まで消えたように息を潜めていた山の稜線がはっきり夜空に浮かび上がって見えた。

 流灯会はル・トウ・カイと読んで、縷、道、悔。
 果てたる山の容はカ・サン・ヨウと読んで、過、惨、遙。
☆縷(細く連なる)道、悔いる過(あやまち)、惨めに遙(彷徨っている)。

 流灯会はリュウ・トウ・カイと読んで、隆、謄、皆。
 果てたる山の容はカ・サン・ヨウと読んで、可、賛、様。
☆隆(盛ん)に謄(書き写す)皆(すべて)を、可(良い)と賛(称え)、様(手本)にしている。