『やまなし』19. 泡と一緒に、白い樺の花びらが天井をたくさんすべつて来ました。『こはいよ、お父さん。』弟の蟹も云ひました。 光の網はゆらゆら、のびたりちゞんだり、花びらの影はしづかに砂をすべりました。☆法(神仏の教え)が、逸(隠れている)諸(もろもろ)を吐く。 化(形、性質を変えて別のものになる)で化(教え導く)。 講(話)の望みは化(教え導くこと)を永(とこしえ)に査(調べること)である。