ところで、Kは、この従僕の不撓不屈なところがいたく気に入った。部屋との戦いにおいても(Kは、部屋の住人たちの顔を見ることができなかったので、これは部屋との戦いであるという気がしきりにするのだった)、この従僕は、一歩もあとへ退かなかった。


☆この従僕の譲歩しないところが気に入った。(Kはテーマ/主題との戦いにおいても住人たちをほとんど見ることができなかったのでテーマ(主題)との戦いであるという気が度々していたので。この従僕は後に退場かなかった(小舟をそのままにしていた)。