ゴーシュはすっかりまっ赤になってひるま楽長のしたやうに足ぶみしてどなりましたがにはかに気を変へて云ひました。
「では弾くよ。」
ゴーシュは何と思ったか扉にかぎをかって窓もみんなしめてしまひ、それからセロをとりだしてあかしを消しました。すると外から二十日過ぎの月のひかりが室のなかへ半分ほどはひってきました。
☆釈(意味を解き明かす)絡(つながり)を調べる則(きまり)の記である。
変(移りかわる)運(巡り合わせ)の談(はなし)である。
化(教え導くこと)の詞(言葉)の秘(奥深くてはかり知れない)は、総て照(あまねく光が当たる=平等)の我意である。
普く自由な化(形、性質を変えて別のものになる)を合わせて質(内容)の判(可否を決め)部(区分けする)。