「そろそろ、あきらめた?」
随分以前になりますが、
歌の師匠から言われたことです。
何とかしよう。
上手くなろう。
あきらめてたまるか!
当時、私は必死でした。
一生懸命に闘ってもいました。
もちろん、身体は力んで
常に緊張状態です。
そんな時に、
「あきらめた?」と尋ねられたので、
いささかショックでした。
でも、
頑張っても頑張っても出来なかったので、
あきらめるしかありませんでした。
私は、全ての執着を手離しました。
自分自身にはがっかりしていたのですが、
緊張が解けて、声の響きが変わりました。
「あれ? こんなに楽で良いの?」
驚きました。
「ね。良い感じでしょ。
あきらめてから、始まるものがあるのよ」
なるほど!
深いっす、師匠!
これは、人生のさまざまな局面にも応用
できそうですね。
頑張ったり力んだり、もがいたりすることも
ある時期には、必要です。
力がつきますから。
でもその後で、ふわりと力を抜くことが
出来たら、そこから始まるものが必ずあります。
自分自身に期待していましょう!
☆~あなたの新しい毎日が、
歓びと美しい響きに満ちて、
幸せでありますように~☆
(2018年10月22日配信・ミニマグより)
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