ダメっていわれるとやりたくなるのはなぜ?
こんにちは、マスターこと濱田浩朱です。
人間にはとても面白い性質があります。
それは「ダメ」と言われると、
なぜか人はやりたくなるというものです。
神話に登場する女性パンドラは、
プロメテウスから受け取った
「開けちゃダメ」という箱を、
好奇心に抗えず開けてしまいます。
あなたも「この箱の中身は絶対に見ちゃだめだよ」って
言われたとしたら、きっと中身がなにか、
気になって仕方なくなるだろうなって
想像つきますよね。
「ダメ」と言われらやってみたくなり、
「無理」と言われたら挑戦したくなる。
人間にはそんな特性があるんですね。
たとえばわたしは90年代の初め、
スポーツカーが大好きだったことから、
スポーツカー専門の雑誌の編集部で働いていました。
当時の日本はスポーツカーのまさに黄金期で、
後に名車と呼ばれるクルマがたくさん出てきた時代でした。
ですが当時の日本と今の日本では、
大きく違うところがひとつあります。
当時は素晴らしいスポーツカーが次々と誕生した、
スポーツカーの黄金期ではあったのですが、
日本の法律で「これはダメ」
「あれはダメ」という規制もたくさんあったのです。
たとえばタイヤのサイズやホイールのサイズも、
売っているそのままの状態から変えてはダメとか、
マフラーも変えちゃダメとか、車高も下げちゃダメとか、
やっちゃいけないことがたくさんあったのです。
当然メーカーがクルマを作るときも、
○○○馬力までしかパワーを出しちゃダメなど、
たくさんの制約がありました。
ところが現在は、そんな規制はほとんどありません。
(あきらかに危険な改造はダメですが)ホイールだろうが、
タイヤだろうが、マフラーだろうが、足回りだろうが、
なにをやってもOKな時代になりました。
90年代初頭のクルマ好きからみたら、
なにをやってもおとがめなしの、
今はまさに夢のような時代なのです。
ところが人間というのは不思議な生き物で、
「なんでもOK」、「なにをしてもいいよ」と言われると
興味がなくなるのです。
なぜならそもそも人間と言うのは、
「ダメ」と言われたらやってみたくなり、
「無理」と言われたら、
挑戦したくなる生き物だからなんですね。
わたしたちの住む社会も、
より安全に、より快適にを目指して、
どんどん変化し続けていますよね。
でも面白いもので、なんでもOKになると、
人は興味を失うものなんですね。
ですが逆に言うと、
人というのは「ダメ」とか「無理」と聞くと、
挑戦したくなる生き物です。
他の人が「これは無理だよ」とか
「わからない」と言っていると、
達成したり、解き明かしたくなる傾向が、
人間にはあるんですね。
「これは無理」とか「これはわからない」とか、
他の人たちは諦めてしまっているけれど、
でもあなたにとって興味が尽きないことってなんでしょう?
そこにあなたの挑戦せずにおれない、
ワクワクするものがあるかもしれません。
よかったらぜひ、みてみてください。
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