北朝鮮の“ピンク・レディ”は金正恩からビッグなご褒美をゲット!
本日は「良い歯の日」です。
語呂合わせですが、日本歯科医師会が1993年に制定しました。
健康長寿には歯を大事にし、噛む力を養うことが欠かせません。
折しも、北朝鮮では79歳の「ピンク・レディ」こと、李春姫(リ・チュンヒ)さんが話題となっています。
日本でもご存知の方が多いでしょう。
何しろ、ピンクの民族衣装に身を包み、独特の高い口調で金日成、金正日、そして金正恩と3代の最高指導者の活躍ぶりやミサイル打ち上げ成功を讃えるテレビ放送を続けてきた女性アナウンサーです。
高齢ですが、すこぶる元気で、歯もしっかりしており、4月14日にはピョンヤンに完成した高級マンションで金正恩委員長と笑顔で手を取り合っていました。
何と、このマンションは金正恩委員長が設計したそうで、李さんはその2階建ての一室をプレゼントされたというわけです。
金正恩委員長曰く「真の愛国者の長年の貢献を讃えたい」。
李さんは50年以上にわたり、国営テレビのニュース番組でアンカーを務めてきました。
北朝鮮では「労働英雄」の称号を持つ存在です。
一方、韓国では彼女を「口から大砲を発射する女」と呼んでいます。
確かに、あの独特の甲高い声は連射砲を想起させてきました。
北朝鮮では住宅問題を改善するため、ピョンヤンでは5万戸の住宅建設が5か年計画で進められているようです。
金日成生誕110周年を祝う行事の一環として、完成したばかりの高級マンションが李さんを始めとする「労働英雄」にプレゼントされました。
いわば、身内や側近を優遇する政策とも思えます。
金正恩委員長が「これからも元気で祖国と労働党のために活躍してほしい」と語りかけると、李さんとその家族は涙を流しながら、喜びを嚙みしめている様子。
いかにも芝居がかった演出ですが、国民からすれば、「頑張れば、夢のような住宅がもらえる」と思わせる仕掛けでしょう。
彼女曰く「まるでホテルのようで快適です。台所も寝室も広々で、必要なものは何でもあります」。
北朝鮮の報道ではプレゼントされた新居の内部が紹介されていましたが、驚いたことに家具や食器は揃っているようですが、テレビが置かれていません。
北朝鮮で最も有名な「テレビの顔」といっても過言ではない李さんの家にテレビがないのは不自然極まりないように思えます。
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