ギリシャ危機の真相
ギリシャの経済危機をめぐる駆け引きが活発化しています。
国民投票の結果、ギリシャはEUなどの債権団が示した緊縮策の受け入れを拒否しました。
借りたお金を返すのは当たり前でしょうが、もし高利貸しが相手の弱みにつけ込み、法外な金利を押しつけていたとしたら問題です。
実は、ギリシャの場合がそれに当たります。
国際通貨基金(IMF)は0.8%程度の金利でコストを回収できるのですが、ギリシャに対しては4%近い過剰な金利負担を求めていました。
こうした悪徳商法のような手法で、ギリシャを食い物にしてきた国際金融機関や欧州中央銀行に対してギリシャ国民がNOと応じたのも無理からぬ話です。
残念ながら、そうした国際的なマネーゲームの実態が公平に報道されていません。

