◆あらすじ
早くに両親を亡くしたことで名前を変えたペク・ヤ（パク・ハナ）。
兄夫婦と同居しているが、自分を育ててくれた唯一の 肉親である兄を思うあまり、事あるごとに兄嫁につらく当たってしまう。
ある日ペク・ヤは、共に画家をめざしている友人 の誕生日を祝うため、クラブに遊びに行く。
ところが、そこで出会ったムオムたちとちょっとした誤解がきっかけで、トラブ ルを起こしてしまう。
一方、ムオムの兄ファオムは仕事一筋で結婚にはまるで興味なし。
しかし、幼い頃に同居していた ソンドンへの淡い恋心を忘れられずにいた。
その後、ひょんなことからペク・ヤとムオムは、自分たちがかつて同居して たことに気づき、互いに懐かしみ喚起する。
ファオムが恋心を抱いていたソンドンとは、ペク・ヤのことだったのだ。
そんな中ペク・ヤの兄ヨンジュンは事故で他界したと父から聞かされていた母、ウナと再会する。
ペク・ヤに会ってほし いと懇願するヨンジュンにウナは、二度と会うことはないと告げる。
母のあまりにも冷たい言葉に呆然としたヨンジュン は、交通事故で帰らぬ人となってしまう。
◆感想
脚本家イム・ソンハンが手掛けた引退作にして集大成! らしく序盤は面白かったです
ただ中盤から失速というかグダグダになった感が否めません
この脚本家さんが手がけるドラマは独特で私自身は『神様、お願い』『芙蓉閣の女たち～新妓生伝』『オーロラ姫』を観たのですが全部面白くて何度も見返しているドラマです
ドロドロすぎず嫌な人間が出てきても許せる範囲の人たちなので見やすくて良いと思います
ペク・ヤのヤキモチからの兄嫁いびりは正直見ていてうんざり
しましたが最愛の兄が亡くなったときに後悔し、それからは兄嫁に尽くすようになったのでまぁ許してもいいかなって感じです
しましたが最愛の兄が亡くなったときに後悔し、それからは兄嫁に尽くすようになったのでまぁ許してもいいかなって感じです60数話目に実母に娘だと明かすシーンがあるのですがお互い感情を抑えられない激しいやりとりが見ごたえありました
ただ、この脚本家さんは独特の思考があってついていけないこともしばしば…
ソンジ夫婦に授かった子供が4つ子と言うだけでも驚きなのに女だと思っていたのが全員男で家族全員があからさまにがっかりするのにも驚いたけど母親であるソンジが「子供が可愛くない」と泣き崩れるシーンは正直呆れてしまいました
結婚式を挙げた夜にあっさりナダンが亡くなってしまったのには驚きました
ナダンの死を乗り越えてファオムと気持ちを確かめあったペク・ヤ
さんざん可愛がっていたペク・ヤですが自分の息子と結婚するとなったら自分の息子まで早死にしかねないと大反対をしだしたファオム家族
ファオムの家族にすごくお世話になった恩義を感じているペク・ヤはファオムには内緒で海外へ留学してくれと言うファオム祖母の言うことを聞くことに…
でも海外に行っても追いかけてくると思ったペク・ヤは自殺したふりをします
ショックを受け、後を追って死のうとしたファオムは拘束服を着せられ病院に入れられてしまいます。
ペク・ヤが生きていることを唯一知っていた義姉がペク・ヤに連絡をして、戻ってきました。
反対したことを後悔した家族たちに祝福され結婚することに
みんなに可愛がられるペク・ヤにやきもちを焼いたソンジが家族がいない場所でチクチクと嫌がらせするのが見苦しかったけどあっさりバレてスッキリしました
全部の作品を観たわけではありませんがこの脚本家さんの作品の中では1番面白くない作品と言わざるを得ません
期待しただけに残念です
ヒロインに魅力がなかったのが最大の弱点だと思います
実の母に対して冷酷すぎる気がして受け付けませんでした