こんにちは!
世界をひっくり返そう☆高村きよえです





浮世絵を描く 歌川国芳と

その弟子たちの作品展

「国芳から芳年へ」

 


昨日のつづきです





こちらは武者絵の風刺画


下は絵の解説
なかなか面白いです



「明智光秀と織田信長が地盤を築き
豊臣秀吉が成し遂げた全国統一を
徳川家康が働かずして手に入れた」
ということを表現したようです



版元はおとがめを恐れて
木版などを削り
製作をやめたものの
海賊版が出回るほど
庶民には人気だったそうです



庶民は風刺画によって
時の権力者に対しての
無言のアピールをして
酒のツマミとして
楽しんでいたのでしょうね



こちらは沢山の人の顔が「すずめ」
になっています(笑)

解説によると
吉原遊郭が焼けたため
別の場所で営業を再開した
という広告として描かれたもの



天保の改革で遊女の絵を
描くことを禁止されたため
皮肉って描かれたようです



江戸っ子たちに
人気を博したようですが
なかなかのセンスです(笑)



ちなみに吉原に来る客を
吉原すずめ、と
当時は呼んでいたらしいですよ




こちらは顔がネコです😺

歌川国芳がネコ好きで
飼っていたようです
他にもネコが出てくる作品が
ありました


「流行猫の戯」というらしく
人気の芝居をネコで描くパロディ
らしいです(笑)



芝居が流行るほど
活気溢れる時代を生きていた
ということが分かります



じっくり観すぎて時間が足りず
最後は駆け足でした
閉館のギリギリまで粘りましたが
最後の方に音声ガイダンスが
集中していたため
全く聞けずに残念でした



早い時間からの入館が
オススメです!
午前9時~午後5時まで
月曜は休館
6月6日までやっています



今日もありがとうございました♪