
IT社会保険労務士の佐藤(濱本)絵美です
厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律による
特例納付保険料の納付勧奨状の見直しについて
「全国社会保険労務士会連合会」からこのようなお達しがなされました
朝っぱらから、何だか難しそうな感じですね


簡単に言うと
会社が従業員から厚生年金の保険料を天引きしていたにも関わらず
ネコババしてしまったってことです(表現が悪くてすみません

そうなると、その従業員の年金は未納状態となり
将来の年金額が少なくなったり
最悪は受給できなくなるという状態に陥ってしまいます

でも大丈夫

心配することはないよ、べいびぃ

ここで、颯爽とこの法律ちゃんが登場してあなたを救ってくれます
会社に対して
「ネコババしていた保険料をはらいやがれ

ってことを言ってくれるんです
この法律は平成19年12月から施行されており、その見直しが今回ちょっと入ったという訳です
しかしながら、給与明細をご覧頂ければ分かると思うのですが
年金の保険料って結構高いですよね
会社員の方は厚生年金と健康保険に同時に加入しなければなりません
月給30万円の従業員一人あたり(賞与なし)
厚生年金
約24,000円/月
健康保険
約14,000円/月
この金額を従業員と会社がそれぞれ負担します
つまり、会社は厚生年金と健康保険の会社負担分を合わせて
(24,000円 + 14,000円)×12カ月 = 456,000円
一人の従業員を雇用するのに一年間にこれだけの保険料を負担する必要がある訳です
( ̄□ ̄;)高っ
保険料高すぎなんだよ

今では会社に感謝しなきゃなぁと思っています
それに保険料もお世話になったじーちゃんばーちゃんの為に
使われている訳ですしね
世代間扶養デスナ
何だか綺麗事を言っている様に聞こえますが
実際に自分が子供を産んで、今までみたいにガッツリ働けない状況にある今
子供がいない方からしたら、あいつは時短で帰るし、大した仕事出来ないし
って思われても仕方ないと思っていました
悲しい事実としてそう思われている方もいらっしゃいますしね
と、とある子供のいない方から
「自分の子供ではないけれど、その子が将来大きくなって、私たちを支えてくれるんでしょ

だから、みんなの子供を大事にしたいと思うわ」
これぞまさしく世代間扶養
肩身狭い思いして働かなければならない状況もあるので
私はこの言葉に救われました
みんなで日本を元気にして行きたいですね


