南禅寺界隈別荘 は、明治新政府が召し上げた臨済宗南禅寺の敷地を開発した後に建つ15邸の広大な別荘
15邸の中でも私の知るところ、興味のある別荘邸をあげると以下の8邸
- 碧雲荘 野村ホールディングス所有
- 何有荘 - 旧稲畑勝太郎邸
- 対龍山荘 - 對龍山荘
- 流響院 - 旧織寶苑
- 清流亭 - 旧塚本與三次邸
- 無鄰菴 - 旧山縣有朋別邸
- 怡園 - 旧細川家別邸
- 智水庵 - 旧横山隆興別邸
對龍山荘は2010年から (株)ニトリホールディングスの所有となり
会長の似鳥氏の意向で一般公開が叶うこととなった
今年の秋から始まった一般公開、事前申し込み制です。
一番の見どころと言えば、約1,800坪にも及ぶ敷地の庭園
「植治(うえじ)」こと七代目小川治兵衛により作庭され、昭和63年(1988)には「国の名勝」に指定された。
滝の清々しい水音に始まる、庭園巡り
腰掛待合
水車小屋
お庭の維持管理をしている植彌加藤造園の方による丁寧な説明
庭園ガイド付きです
こんな風に、季節ごとの変化もパネルで説明
藤棚
花菖蒲
半夏生
私達が訪れたの9月末、彼岸花が綺麗に咲いていた
ぐるっと巡ってこの辺は高台になり屋敷を見下ろす感じ
庭園は想像以上に広大な敷地内にある
ススキも綺麗
四阿(あずまや)
この芝生広場では園遊会などが催されるのだそう
池に浮くように建てられた「對龍台」という書院
ステキな柄だね〜♡高価そうな鯉が沢山
この對龍台の下にも水が流れていて、遠くに見える滝の音が
聞こえているかのような仕掛けになっているのだそう。
今回の訪問では見ることが出来なかったけど
對龍山荘の書院の公開も準備中とのこと、違う季節にもまた訪れてみたい♡