●東京都道120号 下石原小島線
当該都道は調布市内完結路線。京王多摩川駅前より京王相模原線と並行して府中駅前を通り旧甲州街道までの路線である。

H21/06/30に東京都公報で、当該都道に告示があった。

区域変更の告示だ。何が変わったかというと・・・。

さらにもう1つ告示があった。

上2つは、区域変更と廃止の位置を示している。
図は縮小してて見難いんで、地図で示すとつまりこういうことだ。

H21/06/30に調布駅南側、市役所~京王線区間が都道として廃止に。ただそれでは分断となってしまうので、C⇒B⇒Aと重用して分断がないように追加された。C区間は都道19号(町田調布線)支線に、B区間は都道19号(町田調布線)[鶴川街道]に、A区間は都道119号(都道北浦上石原線)[旧甲州街道]にそれぞれ重用することとなった。
何で廃止になったか分からんが、それによって起点から終点まで全部重用の120号が出来てしまったのは凄い荒業て感じで。この場合、分断区間を含む赤線が旧道で、全線重用の紫線が現道となるんだろうか。
●東京都道133号 小川山府中線
当該都道は小平市の都道7号[五日市街道]~府中市までの都道。府中市内の内、京王府中駅前後は大正時代よりけやき並木に整備されており、天然記念物にも指定されている。

その並木道の道路は都道133号であったが、H22/02/25に東京都公報で当該都道に変更があった。

区域変更の告示だ。何が変わったかというと・・・。

区域変更の図。図は縮小してて見難いんで、地図で示すとつまりこういうことだ。

H22/02/25に天然記念物のけやき並木区間が都道として廃止になった。廃止によって終点にいかなくなってしまったので、A⇒B⇒C⇒Dと国県道に重用して分断がないように追加された。A区間は都道14号(新宿国立線)[東八道路]に、B区間は都道17号(所沢府中線[府中街道]に、C区間は国道20号に、D区間は都道229号(府中町田線)[旧甲州街道に]それぞれ重用することとなった。
天然記念物とはいえ何で廃止になったか分からんが、それによって府中市内はほぼ重用の133号となってしまっもまた、上の120号と同じで凄い荒業て感じで。この場合も、分断区間を含む赤線が旧道で、全線重用の紫線が現道となるんだろうか。
にしても、迂回指定に都道17号が選ばれなかったのは何でなんかねぇ。
●都道14号 新宿国立線
当該道路は環状6号より国立市までの都道。方南通り、人見街道、東八道路などと呼ばれる。

H6/04/01に当該都道が認定された際の区域決定の図。この図に2箇所の未開通区間があるが、世田谷区/三鷹市境界付近は既に道路用地もあって、区域変更はとっくに告示されている(まだ見つけてない)が、今回終点部分だ。

H25/03/13の区域変更の告示。何が変わったかというと・・・。

東八道路の終端部がJR南武線とクロスして国道20号まで繋がるという。コレが出来たら移動も便利になるな。
●都道19号 町田調布線
当該都道は府中市より町田市までの都道。調布や稲城には支線が何本かある。

H25/01/29の区域変更の告示。何が変わったかというと・・・。

現道より南東方向に伸びる支線が追加されるという。
地図で示すとつまりこういうことだ。

大体こんな感じ。小田良谷戸の谷に沿って建設されるようだ。今回の区域変更では稲城二中手前までだ。道としてはこの先新百合ヶ丘近くの平尾までの道路と繋げるのだろう。でも方向違うし、出来たら市道になるかもしれんなぁ。
以上