JR福知山線の黒井~市島にある短いトンネルで、廃棄後はシイタケ栽培なんかをしてた様だが、知らん間になくなっていた。しかし、栽培をやめてもふさがれたまま、短いけど通ることは出来ない。
柏原~福知山が開業したのは1899年(明治32年)とのこと。
柏原~福知山が開業したのは1899年(明治32年)とのこと。
場所はココ。2007/01/訪問。

地図はこちら(電子国土より転載)
1/25000では 黒井、市島
1/25000では 黒井、市島

ここは丹波市春日町。
大阪側の状況を遠巻きに見る。田畑の中を、低い山の尾根に向けて進む線路。旧トンネルは新線の右側にある。
大阪側の状況を遠巻きに見る。田畑の中を、低い山の尾根に向けて進む線路。旧トンネルは新線の右側にある。

線路はトンネルに近づくと緩くカーブする。線路の横には藪となった道床が現れる。横に農道があるので藪は歩かずにすむ。

旧線に入れるようになっている箇所があった。栽培している時はここから入ったんだろうが今は藪。

上の画像の箇所、実は橋梁であった。

藪を抜けると切通しの奥にトンネルが見えた、けどふさがれている。

近づいてみると、トンネルの坑口すべてが覆い隠されている醜いありさま。しかし、下部に潜れる様な穴が開いている。オレは中まで見ようとは思わなかったのでここで引き返す。

福知山側坑口を見るため、丹波市市島町に回る。国道から見ると、新線トンネルと旧線がよく見える。多田山トンネルの延長は120m程の短いものだ。

現在線の向こう側に堆(うずたか)く積まれた土が旧線の跡。トンネルのずっと手前の踏切あたりから旧線跡が平行している。ここは見るだけにする。

トンネル手前に小さい架道橋があったようだが、それは撤去されていた。現トンネルは右に見えてるコンクリの部分だ。一方旧トンネルは、もうちょっと奥まっている。

こちら側はネットと柵で近づけなかった。シャッターが付いていて倉庫にでもなっているのか?大阪側よりは坑口の様子は分かりそうだが・・・。
以上