今夜聴くのは　　　　ケニー・G　　Forever in Love

私たちの命ってとても儚い。

さっき迄、そこで笑っていたのに・・・

あっという間に消えてしまうこともある。

何十年、病気と闘っている人の

その生きようとする生命力のほうが強いこともある。

そんなことを考えさせられた今日でした。

今日のエンジェルナンバーは　８８８８でした。

国道ですれ違った８８８８に、一台置いて再び８８８８　とくりゃ

これは宝くじを買えってことかな。

衝撃的なシーンに遭遇しました。

JRの踏切で、信号機の警報が鳴りはじめる。

私は前の車に続いて止まります。

そして、遮断機が降り始めました・・・が

老人が自転車を押しながらまだ踏切の中を歩いていますトロトロと。

え？そのスピードで渡り切れるか？　急げ！

と思った直後、ちょうど真ん前で遮断機が降りてしまった

普通なら力づくで遮断機を上げ、くぐって逃げ出す。

しかし！　

老人は、ポカーンとして突っ立っている。

あかん。

私はハンドブレーキを上げ、シートベルトを外す手を伸ばす、、その時！

前の車から男の人が飛び出し

反対の端の方から女の人が走り

後ろから男の人もかけよる

３秒間でその３人が駆けつけて

遮断機を上げる、老人の手を引っぱる、自転車を引っぱる、

直ぐ後、上りから下りから

２本の矢印の通りに快速電車が轟音を上げて通り過ぎた。

老人は線路の上を歩いたスピードのまま去ってゆく。振り返りもせず。

３人は何事もなかったのように、もとの位置に戻って

上った遮断機の下を通ってゆく。

おそらく３人とも、　３，４０代のようだった。

私は何故か、涙が出て来た。

あの３人が動かなかったら、４人目の私が間に合わなかったら（合わなかっただろう）

あの老人は、自転車もろとも巻き込まれていたに違いない。

そして新聞に載る。

認知症か？老人は踏切の真ん中で立ち止まってしまった。

運転士は見つけて急ブレーキをかけたが、間に合わず。　と。

あの３人の、一瞬の咄嗟の人間愛で一人の命は救われたのだと。

神さまはあの３人を見ていただろうと。

ノグチミエコ　　月の光

私たちが今、生きているということは・・・

こんなふうに

一瞬の判断で命が助かったという経験の末に「生きている」ということだ。

小さい頃、もしかしたら死んでしまったかもしれない

助けてくれたのは、親だったかもしれない

近所のおばちゃんだったかもしれない。忘れてしまっているだけ。

こんなふうに通りすがりの人に助けてもらったことも有るかもしれない。

誰も見てい無いところで、密かに奇跡が起こったからかもしれない

自分でも気づかぬままに。

それは、全部全部「生かされた」ということ。

あなたが、私が、生きているのは・・・生きる意味があるからです。

ノグチミエコ　　　月のころはさらなり

感謝

命の強さとはかなさ