少し長くなってきたわたしの人生を振り返ると、本当に困った時やピンチの時の「答え」は、自分の予想外の方向、逆の方向にありました。

 例えば、
 
● あえて「お金をかける」という選択・・・わたしは「どんな時もできるだけ節約すべきだ。切り詰めるべきだ」と考えていましたが、それではうまくいかないことも多かったのでした。

● あえて「動かない」という選択・・・焦って行動したくなった時に、「イヤ、今は動くな!」と自分に言い聞かせた時もありました。

● 深刻な時であるのに「面白い方向に行く」・・・自分がラクになったり、面白いと感じたり、ずっとやってみたかったと思う方向に「初めて」舵を切る時は恐怖を感じましたが、決行しました。


 このようにして、従来の自分の「常識」や「思い込み」とは正反対の方向に答えがあったということが何度もあり、その都度驚かされました。

 具体的にはケースバイケースですので一概には言えないのですが、共通点として挙げられることは、
 
「こころをラクにし、本来の自分になる」方向が正解でした。

 
 こころを重くし、本来の自分らしくない生き方をする方向を、
「波動を下げる」とか「波動を重くする」といった言い方をするのであれば、
やはり正解は「波動を上げる」ということになります。


 さて、題でわたしは「上に逃げる」という言い方をしました。

 それは、自分にとって非常に大きな決断を下さなければならないことが続いたときに、
「この選択は緊急避難であるが、だとしても、できるだけ人生を好転させるような選択でなければならない」という、自分の信念に基づいた踏ん張り力を行使する際に、自分に言い聞かせた表現を、そのままお伝えしているものなのです。

 自分にとっての正解だとわかっていても、そちらに行くことを「怖い」と感じることがあります。行ってしまえば幸福な状態が待っているのですけれどね。

 先述のように「こころをラクにし、本来の自分で在る」方向を意識するだけで、
人生は節目節目で良くなっていくと思います。

 全力で、自分らしい人生にしていって下さい。応援しています。では・・・。