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月の雫

コロ、ウロ、イレオの3つのストマと、
お腹の管があったり、中心静脈から点滴があったり…
仲間の多いにぎやかな体です(^^)

大変ご無沙汰しております。


久しぶりのブログです。
何故かって?
はい、ピック感染しました。


事の顛末はいつも通りですが
自分の記録として書かせていただきました。



私、1年ぶりに騒ぎまくりました。



昨年7月12日に入れたピックが感染して
今月7月10日に抜去しました。


ほぼ1年持ちました。


2〜3年持ってくれたらと願ってましたが
これが限界なのかもしれません。



今年の5月中頃
ウロの詰まりで感染して入院しましたが
その時は抗生剤投与でピックを守る事が出来ました。


今回もそんな感じで乗り越えられたらと
淡い期待をよせてましたが


体に現れる症状はヤバいレベルでした。

発熱、震えが止まらず
抗生剤で粘っても良くなるとは思えない感覚がありました。


すなわち

ピックの入れ替え





ピックの入れ替えは
先日無事終わりました。


1年前に入れてくださった放射線科の先生が今回も入れてくださったのですが


始まる前にその先生が

『僕も緊張しています。
刺さる血管があるかな…』

と不安を口にされていました。


私の血管状況を知る先生いわく

数年前に放射線科のエース的な先生が
90分かけてなんとかピックを入れてくれたようで
(私は毎回長時間なのでどれか覚えてないのですが)


そのエピソードを話して


透視室にいた看護師さんや先生は

『エース先生でそれなら
厳しいですね…』

と、今回も長時間を予想させます。



血管探しは毎回
かろうじてという感じです。


今回は3回目くらいに強い痛みが走り

痛みのあまり私が取り乱してしまい
呼吸が上手く出来なくなり
怖すぎて、痛すぎて

『もうやめるえーん

逃げられないのわかっているけど
毎回この言葉言ってしまう。

それくらい痛いと思う。

毎回我慢しようと心に決めるけど

あの痛みが走ると

取り乱す。

情けない。



先生が、次は筋膜まで麻酔を打つとかいって
その麻酔が恐ろしく痛かったです。

麻酔のための麻酔をして欲しいと思ったよ。


その後なんとかピックが入りました。


奥の方に刺さるとこがあったようで


10年近く前に泌尿器科の病棟でお世話になった看護師さんが放射線科にいるみたいで

私が痛みと格闘している中

名前を知って駆けつけてくれました。

最後まで手を握って
励ましてくれて
今回も乗り越えられた気がする。


たくさんの看護師さんを巻き込んで、
ほんと迷惑かけて申し訳ないとわかっているんですが


やっぱり痛い。



けど、過ぎてしまうと
痛みで気を失うわけでもなく
もしかして我慢できたのでは?と錯覚する。



痛みを忘れられるから
生きていけるんだろう。



コロナ禍で面会制限が始まってからだろうか?

面会者は許可証のシールを貼るのですが


多くの人は胸元やバッグなどに貼るのですが


マスクに貼ったり、おでこに貼ってたり
人それぞれでおもしろいです。