今日はなかなかブラックな内容なのでで、始めにおことわりしておきますが、
今日の記事は、決してシンママさん批判ではないです。
知り合いにシンママさんは何人かいますが、今回登場する彼女に対してだけの思いなので、
そこは、誤解されないようにあらかじめこのようなことを書いています。
私は現在、パート事務員という形で普段は仕事をしている。
え?ヒーラーの仕事は?
というと、もちろんそちらも活動させていただいている。
しかし、だからといっていっぱい稼いでいるわけでもなく、ぶっちゃけ生活は楽ではない。
こういった形をとっているのは、もちろん自分が選択したことであるので、自分に責任があるとは思っているが、
時として、不条理に感じることもある。
身近な人で、あるシンママさんがいる。
子供さんはまだ幼稚園と小学生で、なかなか大変そうである。
しかし、彼女は仕事をしていない。
数年前に会社経営をしているご主人を亡くしているのだが、その亡くなったご主人が残してくれた資産(会社)で生活している。
でも、シンママなので様々な公的補助を受けられる。
その他にも、あんなことやこんなこととか、いろんな(公的ではない)恩恵を受けて生活しているのを、
私は内心羨ましく思っていたし、快く思っていなかった。
でも、そんなこと思っちゃいけない。
だって、仕方ないじゃない。
それはこれ、これはこれだもん。
その人の立場ってあるじゃない。。。
なんて思って、黒い考えが頭をよぎったらすぐに打ち消して、自分が本当に思っていることをググッとお腹の底の底に押し込んで押し込んで、
感じていないふりで何とかごまかしてきた。
こんな考え、ダメだよって。
でも、お盆を前に、そんな押し込んだ負の感情が、パンパンになって溢れ出てしまった。
パンパンになった思いは、涙となって溢れ出てきた。
悔しかった。
ただただ悔しかった。
~ここからは、私の心の中のブラックな声をお聞きください~
なんで仕事もせずに、のほほんと暮らしてられるの?
なぜ、自分で働いてないのに子供をお受験させて進学校に行かせられるの?
悩みっていったら子供のことで、成績がどうだとか、塾やお稽古事をどうするとか、そんなことでいいご身分ですね。
悩みといったら、胸がどうとか、お腹がどうとか、お肌がどうとか、知ったことか!
いつも綺麗な格好して、みんなに可愛いですね、綺麗ですねってチヤホヤされて、美味しいものばかり食べて。
考えることといったら、あそこ行ってここ行って、どの店の何が美味しいとか、そんなことばっかり・・・
いいですよね、困ったらみんなが寄ってたかって助けてくれて。
ずるい。ずるいよ。
私はこんなに頑張ってるのに。
大体、勉強が嫌で高校も中退したんでしょ?
私は頑張って高校も県立の進学校に行って、大学も有名校ではないけど浪人もせずにストレートで受かって、
4年できっちり卒業して。
バブル弾けて超就職難だったけど、就職浪人もせずにちゃんと新卒で就職して。
頑張って働いて貯金して、自分が稼いだお金でマンションも買ったわよ。
なのに結婚してからいろいろあって、借金抱えて。
それ返すのにめちゃめちゃ大変で。
不妊治療したけど子供にも恵まれなかった。
大変だったけど、大変だったけど、
なんとか頑張って、念願だったレイキヒーラーにもなって。
正直、いろんなスキルや知識は私のほうが何倍も持っていて、(そりゃ容姿は劣るかもしれないけど)
あーんなこと、こーんなこともできるの。
それなのに、それなのにぃぃぃぃ・・・・
~・・・っと、まだまだ出てきそうだけど、きりがないので(危険なので)ブラックはここまで~
こんだけのこと思っているのに、
いやいやこんなことダメだよ。ご主人を亡くされて辛いだろうに・・・
とか、
いろいろお世話になってるんだから、感謝しなきゃ!
とか、
大体、こんなこと思っているからお金のブロックが・・・(ヒーラーなのに)
とか、
無いものばかりに目を向けてるからダメなんじゃん。あるものに目を向けないと!(ヒーラーなのに)
とか、
自分で選んだ結果じゃん。(ヒーラーなのに)
とか。
そもそも、こんな考えだから上手くいかないんだよ。(ヒーラーなのに)
とか。
もう、自分で自分をジャッジしまくりで、
こんなこと思ってる自分、ダメダメじゃんとばかりに、
黒い自分に蓋をして、見て見ぬ振りをしていたがために、限界。
そんなこんなで、肝心なことに気がついた。
一番あかんことをしていたことに。
もういいではないか、認めてしまおう。
そう思っているからダメ、ではなくて、
私はそう思っているんだね、って。
そう、私はこんな風に思ってるんだ。
そう認めてしまうと、なんかちょっと楽になった。
で、どうするかっていうと、どうもしない。
ただ自分を受け入れるだけ。
「あ、私ってそう思ってるんだ。」
基本のこれができていなかったなんて・・・
負の自分も受け入れる。
これができて、初めてスタートがきれるのだから。
追伸
今のスピ界の風潮はどうだか分からないけど、
数年前だと、スピ的には上のシンママさんのように生きるのが良し、という風潮があって、
自分のようだと、「罪悪感まみれのナントカおばさん」と言われても仕方なかった。
(余談ですが、そうかどうかの判断ポイントは、ローソンでからあげくんを買うとき、ケースの中にすでに揚がってるからあげくんがある状態でどうオーダーするか?
上記の彼女は、既に出来上がってケースに収まっているからあげくんは買いません。
「新しいの揚げてください。」と店員さんにオーダーして、揚げたてを買って帰ります。
それができるかどうか?
私はできない、というか、そういう発想そのものがなかった。)
今もそうなのかな?
よく分からないけど、自分としては、自分を受け入れるところから始めないと、おかしな方向に進んでしまうのではないかと思う。
いくらブラックでも自分は自分。
お盆を前にして、これに気づけてよかったな~と。
お盆休みの間に、我を取り戻せてよかったよかった。