東南アジアを拠点に生活している、ある日本人のインフルエンサーが、
「日本に帰ってきて外食すると、ソッコーで肌荒れする。」
とツイートしてるのを目にした。
海外で生活している日本人が増えてきたが、
一旦外に出ると、日本のことがよく分かるらしい。
日本人は、日本が世界一治安が良くて(これは本当かも)、
世界一食事が安全で美味しくて、
世界一の先進国で、
世界一人に優しくて、
世界一の・・・・
って思っている。
なぜって、そう言われているから。
誰に?
メディア?ですかね。
そう、なぜか分からないけど、メディア(特にTV)では、我が国ニッポンがめちゃめちゃ礼讃されている。
日本のTV局で、日本人が、日本の文化伝統を紹介して、
そして外国人のゲストを呼んで、
日本をこれでもか!と称賛しまくる番組。
はっきり言って、ものすごく違和感を感じる。
もちろん、自分の国に誇りを持つことは大切だ。
すべからく外国と比較して、卑下することもないと思う。
しかし、だ。
何かこういったTVのバラエティ番組にしても、ニュースにしても、
昨今の日本礼讃傾向には、作為的なものを感じてしまう。
要するに、日本の問題点から目を逸らすための、
言い方は悪いが、ある種の「洗脳」のようなものを感じてしょうがない。
最初のインフルエンサーの肌荒れ問題に戻る。
はっきり言って、日本の食は汚染されまくっている。
農薬の含有量が世界一。基準値が低いのだ。
食品添加物の使用量も世界一。
あの国連が「撲滅しましょう!!」
と働きかけている、トランス脂肪酸。
国によっては、すでに禁止されている。
または、”トランス脂肪酸 〇%”などの表示義務がある。
日本では、トランス脂肪酸のトの字も問題視されていないし、
表示義務ももちろんない。
韓国や、日本が食品は超キケンだと思い込んでいる、中国でさえ表示されている。
(ちなみに、中国と日本では農薬の使用基準値も日本のほうが低いのです。使用量ではありません。基準値ですよ。)
そりゃ即効で肌荒れもしますがな。
あと、代替医療に関しては、日本はアメリカやヨーロッパに比べると、相当な遅れをとっている。
未だにアロパシー(現代医療)一辺倒だ。
(ヒーラーは”能力者”と呼ばれ、トンデモ扱いだもんね。)
食はもちろん、技術の面だとITの分野は、すでに韓国、中国に大きな差を開けられてしまっている。
昔、大学4年の頃、卒論で情報公開を扱った。
その時に、いかに日本が必要な情報を公開しないか、
また、情報を公開するのが遅いかを知ることになったが、
あれから30年近くたつ今でも、驚くべきことに何も変わっていない。
大丈夫ですかね?日本。
昨日、メインブログでこんな記事を書いた。
http://yuruaru.hatenablog.com/entry/2019/10/26/120000
最後の部分で、令和を素晴らしい時代にできるかどうかは、自分自身にかかっている、と書いたが、
盲目的にならずに、いかに冷静に見極められるか、ということがキーになってくるのでなないか?
と思う。