10月も過ぎているのに、お昼はまだまだ日差しがきつい今日この頃、お久しぶりでございます。でも、夜はめっきり冷え込むい事も多く、油断していると体調崩しそうになるますっていうかもう既に崩しつつあるhal2adjelですコンニチハ。

 数年後しのこのデスクトップパソコン。いろいろ限界には来ています。そもそもOSがWindows XP SP3、CPUもAthlon64X2の4400+を2.5GHzにオーバークロックして、にも関わらずメモリはDDR2の2GB。HDDもSATAのくせになぜかインターフェイスはIDE(謎)。
 で。そんなこんなで後からくっつけたRADEON HD3650の調子が悪いのか、何なのかわからないけれど、steamでダウソしたL.A.NOIREがハングしまくるトラブルに見まわれ、これはもうせめてビデオカードだけでも買い換えるか、ということに至ったわけです。

 現時点で最新のグラボなんてものは、こんな古パソコンに載っけても意味が無い。いや、それ以前にそんなお金がどこにある(死)。といった事情も含めた理由により、ミドルクラスよりもさらにローエンド、けれどエントリーモデルは避けようといろいろ探していたところ、ラデさんで現在最新のシリーズはHD7xシリーズなわけですが、これのローエンドは実はHD6xシリーズのリネーム版だということを知り、だったらばそのひとつ前のHD6xシリーズでいいじゃないかと。んでもって値段と性能のいい塩梅なのないかなぁってググっていて見つけたのが、このHD6670。
玄人志向 グラフィックボード AMD Radeon HD6670 1GB GDDR5 PCI-.../玄人志向
¥価格不明
Amazon.co.jp


 今回、クロシコ(玄人志向)さんがゾンアマ(Amazon)で出しているモデルが一番安かったです。

 HD6670っていうとどんなもんかというと詳しくは4Gamerさんのこちらの記事参照で。
4Gamer.net ― 「Radeon HD 6670」レビュー


 僕が選んだポイントは外部電源なしで電力が70W切っていること。このクラスでメモリにGDDR5を搭載していること。SPが480もあり、今後OSを7や8にしても大丈夫なようにDX11にも対応している点。値段が6500円切っていること(←実はこれが一番の決め手w)。

 さて。前置きがめちゃめちゃ長くなってしまいました。ベンチマーク結果です。
なんせWindows XPなのでAPIはDX9留まり。現在DX9向けのベンチマークで有名所を集めて走らせてみました。



MHFベンチマーク【大討伐】
 おなじみWindows版のオンラインモンハンのベンチマーク。ですが、実際のインゲームグラフィクスではなく、そのモデルを使ってベンチマーク用にアレンジしたものに成っています。MHFのモデルはPS2版からの流用がほとんどだと聞いてます。が、けっこう大胆にポストプロセス(ポストエフェクト)を施すことで、かなり見た目にはリッチな絵になってます。設定はデフォルトが1280x720だったような気がしますが、うちのディスプレイは16:10なので1280x800にしてあります。その他はずべて高設定。実は16:9にアス比補正する項目もありますが使いませんでした。

マイログ。

 HD3650では、この比較的低い設定でもカクつく場面が非常に多かったのですが、HD6670ではほとんどが少なくとも50fps以上は維持している印象でした。今しがたノーパソのオンボードチップでもこのくらいは余裕で動くし・・・。


PSO2ベンチ
 どうしよう、無料だし、また始めようかなぁと迷っているPSO2。ちゃんとPSOの血統を受け継ぐとか言ってて期待してはいましたが、なんかキャラメイキングの素材があまりにもあっちよりなのと、ネトではあまりいい話を聞かないというのもあって考え中であります。

マイログ。

 最初HD3650では知らせたら一部テクスチャが化けまくってて、なんじゃこりゃ~ってなり、再インスコしたら直ったわけですが。1280幅で起動してます。設定はAA以外は全部最高だったと思います。HD3650はもう酷い、リアル紙芝居。よってこんな悲しい数値に。HD6670ではだいぶなめらかになったけれど、これはうちのパソコンのシステムの問題もあるかもしれないけれど、フレームレートが定期的にガクンと落ちる。フレームレートは平均40前後で60は超えられない。メインメモリの速度か、HDDのリードが遅すぎるのか。とはいえリザルトはHD3650の8倍近い値に。しかしこのベンチ、絵のわりに異様に重い。何にあんなリソース食っているんだと思わされる。キャラクターのモデリングこそハイポリだけど背景なんてペランペランだし。



バイオハザード5ベンチマーク
 設定は1280x800でAA無しブラーあり、その他は全て最高。

マイログ。

 HD3650でも、フレームレートは出ないもののブラーのお陰で、それなりな挙動でした。比較的軽いのかも。しっとりした絵の割りに非常に軽い。ブラーやらポストプロセスの使い方が上手いんだと思う。HD6670でもフレームレートは60以上をなかなか維持できないけれど、このくらいならばゲームとしてもそれほどストレス無く楽しめるかも。ちなみに僕はXBOX360の体験版で挫折しましたがw。



3DMark06

マイログ。

 フリー版なので設定は一切いじれませんがこれも定番なので。スコアはHD3650の倍くらい。古いけれど、なかなか重い。



FFXIVBenchmark
 今回のベンチマークの中で一番の難関。これまた大したことやっているようには見えないのに異様に重い。いや、テクスチャ解像度とジオメトリ量は半端ないだと思うけれどw。あとはCPU負荷かな。

マイログ。

 うちの環境ではモデルのポッピングが多発する箇所があるので、メモリの負荷も高いのかも。総じて最高に重いと。言うまでもなくHD3650では紙芝居に近い状態。HD6670でも最高で30フレーム出るか出ないか程度。





まとめ
 結論として、買い換えてよかった。当時HD3650が確か8千円くらいだったと思う。数年の歳月を経て、HD6670が6500円程度。最低でも倍、最大8倍の性能アップ。つまり、カード性能にこのパソコンが見合っていないことが考えられる(爆)。せめてメモリだけでもアップグレードを考えよう。