ヤル気満々の日々 | 6番目のロクちゃん

6番目のロクちゃん

またまたまた始まった赤ちゃんとの毎日。
6番目のロクちゃんとの毎日。
大声で幸せすぎーっで叫んでる。
でも上の子5人との合宿所のような生活も。
そう、子どもたちとの毎日は合宿だ。
私の強化合宿ね。結局体育会系抜けないね。

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ワンちゃんやネコちゃんがご主人様のお出かけを阻止する動画を見て微笑ましく思っていたけれど。

それ以上に厄介で執拗なのが1歳児。

24時間ママや家族の動向を見張っている。

家族の着替えやドアの開け閉めに目を凝らして耳を澄ましている。

この時期はトイレもお風呂もゆっくりと入れない。

ゴミ出しにも勝手に行けない。

姉たち兄たちが学校へ行く支度をしようものなら「いちゅー、いちゅー」「がっこー、がっこー」と騒いで聞かない。

野球の支度をすればバットとボールを抱えて「やちゅー、やちゅー」

いやいや、当の行く本人たちはそんなに喜んで行ってないから。

1歳のロクが一番ヤル気を見せている。

「学校ってそんなに楽しくないよ。お前代わりに行けよ。」と言われる。

「野球だって、辛いんだから。代わりにお前やれよ。」とグローブを渡されている。

すべてのものに憧れを抱いている。

今朝は小学校の登校班の旗振り当番。

このお当番の旗が回ってくるのを喜んでいるのは、きっと全国の小学生保護者のうち何人もいないと思う。

横断歩道を渡る小学校の列を安全に見送るのだが、朝から決して爽やかな気持ちにならない。

もうすでに15年近くこのお当番を月一でやっているけれど、毎回寂しく帰ってくるのだ。

「おはようございまーす。」

「・・・」しーん

「行ってらっしゃーい。」

「・・・」しーん

誰も反応なく通り過ぎる。

眠いのか?学校へ行きたくないのか?どちらもか。
小学生の列がトボトボとゆっくりと進んで行く。

そんな虚しい作業のお当番を嬉々として買って出るロク。

旗を振りたい。

自分が危ないよ。
ヒヤヒヤしながら、一緒に旗振りをして皆を見送る。

「さて、帰ろうか。」

「いちゅー、いちゅー、がっこー。」

朝から横断歩道で騒がしい。

こんなに行きたい、って思える学校ならお兄ちゃんたちも走って行くのにね。

ゴミ出しも旗振りも保護者会も行かされているとまったく楽しくない、ただの作業。

それがロクが一緒に居ると何だか本当は楽しいものかもしれない、と思えるから不思議。

1歳児にはすべて刺激があるから楽しいのだ。

誰かと会える。
何かが起こる。

散歩の犬も、突然の雨も、救急車のサイレンも。

道で出会うものひとつひとつが刺激的なのだ。

1歳児にとって辛いことは刺激に出会わないこと。

台風の日はお外に行かれないから、ご機嫌が悪い。

小学生が学校に行くのがつまらないなら、学校に刺激的なことが少ないのだろう。

大人の日常がつまらないなら、自分の生活が刺激的ではないのだろう。

新しい人に会わないと。
新しい場所に行かないと。
新しい考え方に取り替えないと。

毎日毎日が楽しくて仕方ないロクに追いかけられているようで、本当は置いていかれているのかもしれない。

雨が上がったから、今日もお外に行ってみようか。