あー!なんてこったい!。゚(/□\*)゚



こんなに梳(す)いたらバランス悪くなる( ˘•ω•˘ )


久々のご来店の中3の女の子を縮毛矯正しましたが

中をめくるとこんな感じでした。

前の職場時代からのお客様の紹介で来られた

お客様のお嬢さんで、わざわざ粕屋郡から

お父さんの車で送ってきてもらって縮毛矯正は

うちでやっていくんだけど、

うちで縮毛したのは去年の夏でしたが

その間は近くの美容室で1度カットしてもらった

そうです。

めくってみてビックリです。

こんなに毛量に段差が付いてしまったら

不自然ですね。

そうだけど、これはあとが大変。

遠いからね〜、しょっちゅう来るには

なかなか難しいので、間は他店で繋いで

来てくれてる。ありがたい。

しかし、

これは勘弁。

ボブベースの髪で、長さを変えずに梳くだけ

ってオーダーされるとたまにこういうやり方を

されることがありますが、これは修正が

難しくなってしまいます。

あんまり他店の悪口や批判はしたくはないですが

これは切り手の考えを読むと、

「その時だけお客さんが満足して帰ればいい、後の事??知らないよ」

って、言ってるのと一緒ですよ。



じゃあ、上の分厚い部分だけを梳いたら

どうなるかというと、その厚い部分だけに

ハサミが入れられたら良いけど、かなり

難しくて、何も考えずにやっちゃうと

さらに状況は悪化してしまいます。

今回は必要最低限の毛量調整だけで

後はまた伸ばして時期を見計らって

再度毛量調整するしかないですね。

話を聞くと学校ではほとんど1つ結びなんで、

大丈夫とのことで……。

とりあえず、すきすぎに注意ですね。


自分は髪の量を調整するのにもいかに自然で

伸びた状態になっても形が崩れにくいか

考えるようにしています。

ただ、これって美容業界の中でも難しくて

ボブやレイヤーなどの基礎的なスタイルの

カットはかなりしっかりしたマニュアルが
 
確立していますが、毛量調整のやり方は

かなり経験による差があって、これといった

マニュアルが存在しない…というか、作れません

あまりにも臨機応変さが求められるテクニック

なので。





このように頑張ってマニュアルにしようとした

美容師さんはいましたが、なかなか理解するのは

難しい代物でした。

だって、図では立体的なモデルですが、実際は

毛というもの人束でも数百本の集合体で、

しかも流動しますかね。

とりあえず、

言いたいことは

何でも減らせばどうにかなるってもんじゃない!

そして、先の事まで考えてカットしてね!

…ってことですね。(`・ω・´)ふんすっ!


ではまた!