履歴を覚えておく大事さ

最近は学生さんでも、高校を卒業して


はじめてのパーマやカラーをする方も


多くなってきました。


その中で、色々とアドバイスさせて


いただいてますが、最近思うのは履歴を


意識するように伝えています。


ずっと、カラーやパーマを定期的に


やってある方は自然と意識してると思いますが、


結構学生さんなんかはあまり気にしないので


自分達美容師が、注意深く見ないと割りと


失敗してしまうのが、過去の履歴を見落とすこと。





一見、何もやったこと無い普通の黒髪ストレート

だと思っていたら、実はブリーチしていた髪を

黒染めしていました。とか、パーマかけて

その後ストレート縮毛矯正していました……とか、

お客様が黙っていたらわからない場合があります。

特に今のカラーやストレートはトリートメント

効果などですごく自然できれいに仕上がりますが、

意外と表面的なことで、中身は既に壊れてる

なんてことも！

なので、一見黒髪に見えてもそれを信じては

いけないこともあります。

自分達が見極めれればそれに越したことは

ありませんが、できればご自身でも

「去年の6月に縮毛矯正してます。」とか、

「これ去年の夏ブリーチして明るすぎたので

10月くらいに自分で黒染めしちゃいました」

とかは、覚えておいて言ってくれると助かる。


まあ、でもだいたい見たらわかるんですけど、

ご自分でも履歴はある程度頭にいれておくと

どのお店に行っても失敗の確率は減らせます。


見たらわかるって言うのも今では色々な経験が

生きているからなんですけど、

昔、それこそまだ2、3年目の頃はわからずに

失敗したこともありました。

自分の先輩で、黒髪の健康毛だと思って

縮毛矯正のお薬つけたら、髪の毛が溶けちゃって

実はその前にめちゃくちゃブリーチした後

数日前に真っ黒に黒染めしていたばかりの

状態だったらしくて、その先輩曰く

「薬ぬったら髪がトロ～ン……って

溶けちゃったんだよーー(泣)」だって

こ、こわい((( ；ﾟДﾟ)))

結局ベリーショートにしちゃったらしいけど、

お客さんも「黙ってから悪かった」って

言ってくれたそうで……、優しい人でよかった。

でも、実際洒落になりませんからね(^。^;)


ダメージの具合も施術をなるべく重ねないように

やり繰りは大事です。

重ねれるものも増えましたから、それは

組合せ次第でご相談に応じます。

ではまた(^ー^)ノ