お熱いのがお好き | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

お熱いのがお好き(特別編) [DVD]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP)

¥1,533
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お熱いのがお好き』原題:Some Like It Hot
1959年(米) ビリー・ワイルダー監督作品

アメリカAFIによる投票で、
喜劇映画BEST100で、堂々1位を獲得した作品。
ビリー・ワイルダーの軽妙な語り口が味わえる傑作。

禁酒法時代のアメリカ・シカゴ。
偶然マフィアの粛清場面に遭遇したトニー・カーティスとジャック・レモン。

マフィアたちは目撃したこの二人を消そうと必死に探し回る。

二人は逃げ回る方法として女装をし、
女性だけの楽団にベースとサックス奏者として入団。
演奏のためにフロリダに向かう。

汽車での道中、
規則を破って酒を持ち込んでばれたマリリン・モンローを、
レモンら二人が救い、
モンローと仲良くなる。

その気持ちが次第に恋に変わっていくカーティスとレモン。
が、二人はあくまでも女性としての立場なので関係がややこしくなる・・・

まず、主演二人の女装が最高。
少しも気持ち悪くないのですが、
何となくおかしい。

フロリダでカーティスは、
高級船舶の船長に化け、
男としてマリリンを口説くのですが、
そこでの男女の入れ替わりのシーンの面白さ。
特にバスタブのシーンは最高です。

一方レモンは、
本物の金持ちに女性として惚れられることとなる。
相手は初老なのだが、
二人でタンゴを踊るシーンも名シーン。
爆笑ものだ。

そして抜群の魅力を放っているのが、
マリリン・モンロー。
本当にかわいい。
能天気なのだが憎めない。
それでいてブレスレットをプレゼントされるシーンでは、
何とも言えない切なくて美しい表情を魅せる。
そして、
アイ・ウォナ・ビー・ラブド・バイ・ユーを歌うシーンは、
あまりにも有名で何度観ても魅力的だ。

カーティスとレモンの嘘はすべてバレ、
フロリダでまでマフィアに追われることになる二人。
ここの追っかけっこの場面もテンポがよく、
サスペンスも盛り上がる。

「完璧な人間はいない」
そういって映画は終わります。
子のセリフが粋なんです。
どういう意味かは作品をご鑑賞ください。

字幕がなくてもへっちゃらな方は

予告編


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