キリスト教と輪廻転生 | 白山オステオパシー院長のブログ   東京都文京区 白山駅より徒歩3分

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前回はケイシー療法の第一人者であるグラディス・マクギャレイ医学博士の


インタビューを紹介しました。


この中でマクギャレイ博士が、ケイシー・リーディングにたびたび


出てくる輪廻転生、あるいはカルマという考え方に最初は戸惑ったという


内容が出てきます。


私達日本人の多くにとっては、ごく自然に受け入れられる考え方ですが


これはマクギャレイ博士だけでなく、敬虔なクリスチャンだったケイシー


自身も、自分が催眠状態で語っていることがキリスト教の教義に反する


のではないかと、当初はかなり悩んだようです。


二人とも最終的にはリーディングの内容は聖書と矛盾しないという考えに


落ち着いたようですが、では実際のところキリスト教には輪廻転生という


考え方は無いのでしょうか?


現代のキリスト教では一般的には否定されていますが、イエスの出身母体


であるエッセネ派では輪廻転生の考えを支持していましたし、キリスト教の


一派グノーシス派も輪廻転生を信じています。


またイエスが実際に生きていた時代にも、この考えが受け入れられていた


ようです。


私が調べた範囲では、真偽のほどは分かりませんが初期の聖書には


輪廻転生に関する記述が、かなりあったようです。


しかし西暦553年に開かれた第2コンスタンティノポリス公会議において


当時の教会指導者たちは教会の権力を維持するため、ときのローマ皇帝


ユスティニアヌス1世の意に沿うように輪廻転生の記述を聖書から削除して


しまいました。


しかし、この時に削除し忘れたのか、あるいはなんらかの意図を持って


あえて残したのかは分かりませんが、聖書には現在も輪廻転生を示唆する


記述があります。




ヨハネによる福音書9:1-3



9:1 イエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。



9:2 弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。

   「先生。彼が盲目に生まれついたのは、誰が罪を犯したからですか。

    この人ですか。その両親ですか。」



9:3 イエスは答えられた。

   「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。

    神のわざがこの人に現われるためです。」




皆さんは、この内容を読んでどう感じるでしょう。


輪廻転生の考え方がなければ、生まれついての盲人に対して、


「この人が罪を犯したからですか?」


とは、普通は聞かないのではないでしょうか。


その質問に対してイエスも、「この人でも、両親でもありません。」


と、ごく自然に答えています。




ではもう一つ。



マタイによる福音書17:10-13



17:10 弟子たちはイエスにお尋ねして言った、「いったい律法学者達は、

      なぜ、エリヤが先に来るはずだと言っているのですか」。



17:11 答えて言われた、「確かに、エリヤがきて、万事を元どおりに

      改めるであろう。



17:12 しかし、あなたがたに言っておく。エリヤはすでに来たのだ。

      しかし人々は彼を認めず、自分かってに彼をあしらった。人の子も

      また、そのように彼らから苦しみを受けることになろう」。



17:13 そのとき、弟子たちは、イエスがバプテスマのヨハネのことを言われた

      のだと悟った。





この部分は少し説明が必要かもしれません。


この場面はイエスがエルサレムに入る前に(その後イエスは磔にされます。)


弟子のペトロ、ヨハネ、ヤコブの3人と共に、ヘルモン山へと登った際の


出来事です。


この時ヘルモン山には、旧約聖書において紅海を2つに割ったモーセと、


死なずに火の風雲に乗って天に上げられた預言者エリヤの二人が現れました。


17:10の「いったい律法学者達は、なぜエリヤが先に来るはずだと


言っているのですか」という部分ですが、これも旧約聖書から来ています。




旧約聖書  マラキ書6章


見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤを


あなたがたにつかわす。彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たち


の心をその父に向けさせる。これはわたしが来て、のろいをもってこの国を


撃つことのないようにするためである」。






つまりイエスが自らを神の子と宣言した時に、当時のユダヤ人律法学者達は


マラキ書の内容から「ならばその前に、エリヤが先に来ていなければ


おかしいではないか?」と反論したのですが、弟子たちは旧約聖書の


内容を知らなかったために、イエスにこのような質問をしたのです。


そしてその質問に対して、川でイエスに対して洗礼を授けたバプテスマ


(洗礼者)のヨハネがエリヤなのですよ。とイエスは答えています。


つまりバプテスマのヨハネは、預言者エリヤの生まれ変わりであると、


言っているわけです。


またケイシー・リーディングではイエスの古代エジプト時代の過去生に


ついても語られています。


これは早稲田大学の吉村教授のような、一般的なエジプト考古学者が言う


3000年前、4000年前という時代ではなく、グラハム・ハンコックなどが


提唱している、今から約12000年ほど遡った時代の話しです。


長くなってしまいましたが、つまりは輪廻転生の考え方はキリスト教に


おいても全く異端な考え方ではないですよ、というお話でした。







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