中嶋柏樹のブログ

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自分の心を伝えることは

誰にもできます。



しかし、それを伝えられたままに受け取るには、

培われた感性が必要です



    中 嶋 柏 樹 (なかしま はくじゅ)

やさしい子育て家族の比較心理学(42) 
問題行動の解決法 その3
「無駄吠え」の行動変容  

 

  本来、犬は「群れ社会」動物ですから、単独でいることを好みません。同じペットでも対照的なのがネコで、自由に暮らしていても「群れ」はつくりません。「野犬の群れ」という言葉を聞いたことがあっても「野猫の群れ」というのを聞いたことがないのはそのためです。「群れ社会」動物の犬が人間の家族と一緒に暮らすようになってからは、家族のなかに上下の序列を見いだして、自分なりの尺度で位置づけをします。「家長」はボスと見なされて上位に位置づけられますが、体力や能力が劣る小さな子供は下位に位置づけられてしまうことがあります。従順でおとなしいはずなのに、小さな子供には乱暴な態度をとることが時にあるのはそのためです。

 

 「群れ」でいる生活を実感できて確認できるのは、「スキンシップ」を主とした「コミュニケーション」です。「隔離」や「孤立」によって交流を絶たれると「不安」になり、あらゆる「拘禁反応」を起こします。そして「吠える」ことは「噛む」ことと並んで、その筆頭に挙げることができます。「不安」状態に耐えられなくなると、その不安を鎮めるために「強迫行動」が起こります。「なにかせずにはいられない」といった感じです。「無駄吠え」の行動変容を考えるとき、まず第一には「家族と一緒」に暮らせるようにしてあげることです。家のなかを汚されないよう、壊されないよう、工夫は必要ですが、キャンキャン鳴きとおしていたワンちゃんがぴたりと鳴き止むことがあります。 つづく