④の続きです。
首回りが縫えたら、
本体を表に向け、襟を上にあげます。
アイロンで首のラインを綺麗に押さえてください。
また、この際、
本当にちゃんと縫えているか確認します。
きちんと裏から見ても縫ってあるのに
いざこうしてみると
微妙に小さいシワが寄っていることが
よくあります。
軽く伸ばしながら
一パーツずつ、 シワや逆に引きつりが起きていないか
よくみて下さい。
矢印の袖のところが分かりやすいのですが
こんな感じで伸ばしても
引きつりもシワも寄らないのが良い状態です。
でも、ここアレなんですよね…
実際全部作ってみたときに
初めてシワってこういうことか!!と意味が分かると思います。
間違っている布の引きつり具合だったりが
分かると思うんですよね、
全部の工程を終わってみた方が。
(;´Д`)
ともかく、
一応チェックしてみて下さい。
引きつりがあったら
もちろん縫い直してください。
では、大丈夫な方は
裏を向けます。
今度は襟を下に下ろします。
縫い代にかぶせる、といった方がいいかもしれません。
このとき、首回りの縫い目に
ギリギリかぶるくらいがベストです。
その位置に生地がくるよう、
少し伸ばしながらアイロンで押さえていきます。
↑こんな感じです。
では、表に戻し…
青い線のところに
グルーっと端ミシンをかけていきます。
このとき、なにも止めていないと
裏の布がヨレたりするので
マチ針で一応止めておきます。
厚みがかなりあるので、
必ず紙を敷いてミシンをかけてください。
また、ミシンによっては
厚みがありすぎて返し縫いが出来ないかもしれません。
ここはしなくても許します。
なぜなら、汚いよりかはマシだからです。
それと厚みのおかげで糸がめり込み、
自然と解けることはほぼありません。
…と、いうことはですよ。
ここ、糸がめり込むので
失敗したら糸がとても解けにくいです。
なので、ノーミスでいく気持ちがないといけません。
なのに端ミシンて…
頑張って下さい!
(´;ω;`)
上手く縫えましたか?
縫えたら裏に返して
襟がちゃんとおさえられているか確認して下さい。
縫えてなかったら…
縫い直しより誤魔化す方が
出来上がりが綺麗なので
ボンドでこっそり止めましょうw
ではこれで苦労した
襟は終わりです。
お疲れ様でした!
(´;ω;`)ウッ…
そして説明が下手でごめんなさい…!
【襟をレースにするやり方】
襟にレースをつけて女の子向けのデザインにする場合の説明をします。
まず、型紙についている襟は使いません。
そのかわりにレースを付けると↑のデザインにできます。
まず襟の型紙の長さに
ストレッチレースを切ります。
襟のときと同じく
画像のように首周りにレースをまち針でとめます。
5ミリの幅で縫いつけます。
説明が難しいのですが、
レースを裏側へ倒し、レースを起こします。
↑横から見るとこのような感じです。
アイロンでしっかり押さえ、
布端(青の線の部分)にぐるっとミシンをかけて終了です。
では、今度は脇を縫います。
本体を表にして下さい。
ここも文面で説明するのが難しいのですが、
ともかく前後を合わせて
脇を縫いたいのです。
つまり、前と後ろを中表に重ねたいので、
前の部分に後ろをよいしょーっと持ってきて
かぶせるように重ねます。
そしてこんな中途半端なところで
⑥へ続く…。