③の続きです。
さて、ウエストサイズの誤魔化し方ですが、
写真を撮り忘れたので
汚い簡易のイラストですみませぬ…
↑のイラストのように
ウエスト部分だけ出来上がり線より
やや大きく縫うだけです。
下は元の出来上がり線に
ナチュラルに戻してください。
まるで無かったようにナチュラルにw
着れるように縫えたら
縫い代を割ります。
このカーブも
アイロンの先でうまいことシワにならないように押さえてください。
ただし、もう筒状になっているので
あまり強く押さえないようにしてください。
前回に追記したとおり、
おなじようにカーブに切り込みをいれてください。
では、最後の行程です。
股下を縫っていきます。
ここが最後なのに1番の山場なのですが、
どうにかこうにかやってみてください。
まず、↑の画像のように
股下を縫えるようにグイーっと広げてください。
マチ針で止めていきますが、
やはり股下を広げながらやらなくてはいけません。
↑の画像で青い線で書いたように
逆V字に縫いたいのです。
なので、うまく縫えるように
取り敢えず股下の中央をマチ針で止めます。
反対も確認しながら
同じように1番山の天辺を通るように止めてください。
真ん中が止まったら
今度は逆V字の端をマチ針で止めます。
やはり左右に広げながら
裏も見つつ、
止めてください。
止まりましたか?
そうしたら
この逆V字を縫います。
写真では分かりやすいように
青い線を書きましたが
実際は出来上がり線が途切れ途切れあるだけです。
端から端まで、しかも逆V字で縫いたいので
ここは大事なところですし、
チャコペンで新しく線を引いて縫っても構いません。
(布端から5ミリの位置です)
やはり左右に広げながら、
ゆっくり止まりながら縫ってみてください。
縫うと↑こうなります。
どんなに注意しても
すんごい小さいところのくせに、
布は落ち着かないし
上手くいかないときもあると思います。
縫った側は綺麗なのに、
反対を向けると
縫い目が通るべきところを通ってないこともあるでしょう。
ですが、無理をして縫わなければならないところなので
もう多少の失敗は諦めて下さい。
何度も解いて縫ってを繰り返せば繰り返すほど
場所が小さいだけに布がボロボロになっていきます。
布がボロボロよりも
布が美しい方が大事です。
どうせ縫い目なんて自分しか見ませんし、
ほつれるよりマシなので
あきらめることも大事です。
これなら縫い目が解けてしまうことはないだろう、というところで
自分で出来を納得したら
黄色のところに切り込みを入れます。
【追記】
黄色の線は股下の縫い目の真ん中を通ってますが、
股下の縫い目をわずかに避けて
切り込みを入れてください。
(ほつれを避けるため)
ここの切り込みをいれないと
表に返したとき、布がひきつりますので
必ず切り込みを入れてください。
写真では分かりやすいように
縫い目まで線を引いてますが、
実際の切り込みは1.5ミリくらい気持ち手前にして下さい。
ここの切り込みを失敗したら
もう布の裁断からやり直しです。
出来るだけ切り込みはいれたい、
けれど糸がほつれない程度、
にしなくてはいけません。
とても注意して切り込みを入れてください。
布は思ったより深く切れるので注意しましょう。
そんなわけで切れました。
これ以上ほつれるのが怖いので
一応万が一まで考えて
ピケを塗っておきます。
ですが、表に響くところなので
出来るだけ少量で。
ピケが乾いたら
かんし(もしくはピンセット)を使って
表に返してみましょう。
すると…
完成…!!
(゜ω゜)クワッ
ちなみに今回はベルトを後ろで縫い合わせましたので
左上の画像の方が表です。
ダーツが入っている方が後ろです。
(ギリギリ枚数制限で綺麗な画像が貼れない…涙)
正面が分かるように
ウエストの中央にボタン(ビーズとかホットフィットとか)を付けると
いい感じになりますよ☆
(*´∀`*)
お疲れ様でしたー!