先に②を読んでください。
その続きです。
さて、レースを付けるタイプの続きです。
青いマジックの位置(端から2ミリ幅)に
端ミシンをステッチし続けます。
↑説明するために青いマジックであえて書きましたが、
みなさんは引かず頑張って下さい。
もうこれは回数をこなすしかないのです!
夢路なんて若い頃ゴスロリ服自分で作ってたから、もう…レースばっかで略
(゜ω゜)クワッ
↑しらんがな。
これでレース付けは完了です。
本筋と合流します。
◆◆◆フリルにレース付けはここまで◆◆◆
さて、形はどうあれ、
裾の処理ができたと思います。
次はいよいよ
山場のギャザーです。
ギャザーを寄せるためには
荒ミシンをかけなくてはいけません。
荒ミシンとは
そのままの意味で、
縫い目の荒いミシンのことです。
ここでは
1針2.5ミリ~3ミリの長さ(針目)で
ミシンをかけることとします。
また、荒ミシンは
必ず二本セットでかけます。
一本だと綺麗なギャザーは寄せれません。
邪道な考え方ですが、
二本あれば、一本糸が切れても大丈夫…
とか思ったり…おもわなかったり…
( ´ ω`)フンフン
↑聞かなかったことにしてください。
ちなみに、
荒ミシンはギャザーを寄せるために(引っ張るために)かけるので
縫い始めと縫い終わりの
返し縫いはしません!!!
ここを間違えると
ギャザーが寄せれなくなります。
そのまま折り返しせず
真っ直ぐかけてくださいね。
そんなわけで、
裾の処理が終わったフリルに
二本荒ミシンをかけていきましょう。
荒ミシンをかける位置は
青のマジックで書いたところになります。
1本目は縫い代の真ん中。
2本目は出来上がり線の
1ミリほど下にかけます。
通常なら二本目はもっと下にかけるのですが、
(出来上がり線を挟んで均等な幅くらい)
いかんせん、オビツ11。
フリルが限界まで細いです。
そんな均等な幅にかけるほど
余裕はありません。
すぐ下の裾の縫い代にぶつかります。
なので、今回は
出来上がり線のちょっと下にかけて下さい。
ではミシンの針目を
大きく設定して…
あ!布は必ず写真の向き、
『裏側』をむけてかけてください。
必ずです!
お姉さんとの約束だよ☆
(*´∀`*)
↑ウザい。
↑ピンクの薄っすらとした線が
出来上がり線です。
こんな感じでかけてください。
あ、あとで
手縫いのバージョンは別途説明しますので、
とりあえず読み進めてくださいね。
そんなわけで、
荒ミシンが二本かけれました。
そしたら
上糸と下糸で分けてください。
上糸はこの場合、
(布の裏にあたる面からでている手前の糸)で
下糸は(布の表にあたる方面から出ている糸)です。
↑をよーくみて判断してください。
なんでこんなに言うかというと
これ、間違うと引っ張れないんですよ。
いや、正しくは引っ張れるんですけど
糸が最後抜けなくなるんです。
なので、絶対間違えないでください。
さて、上糸と下糸が分かったら
いよいよギャザーをよせます。
スカート部分と
フリルを用意してください。
↑の画像のように
スカートの布は
上下を逆さまにし、表を向け、
フリルは裏を向け、
荒ミシンの部分が上に来るようにおいてください。
このままスカートの布の上に
フリルをのせます。
お互いの中心線を合わせます。
画像では分かりやすく
上下にずらしてますが、
完全に重ねてください。
また、スカート部分は表に向けているので
中心線が見えないと思います。
透視するか、
光に透かしてみるかして
見つけてください。
中心線が完全に重なったら
マチ針で中心を止めます。
写真では↑なんかもうギャザーが寄せてありますが
気のせいです。
( ´ ω`)←
では、下糸を二本一緒に持ってください。
引っ張るのは下糸!下糸ですよ!
一人でやってるので
両手分写せないのでアレなんですが、
右手で→に下糸を引きながら
生地を左手で
中心に向かって寄せていきます。
さっきから
糸を引っ張る、引っ張る言ってますが、
正しくは生地を中心に向かって寄せていく、が正しいです。
寄せていくイメージで
生地を動かしていきましょう。
生地を中心に寄せていくと
下のスカートの生地と長さが同じになるタイミングがあるはずです。
そこで寄せるのをやめてください。
↑こんな感じで大体合っていればいいです。
マチ針でとめます。
これで真ん中と、右端が止まったと思います。
その間を
ギャザーのバランスが良いように
少しずつ生地を動かしていきましょう。
目打ちでやるとやりやすいです。
こうしてギャザーをなんとなく均等にしたら
マチ針で2、3箇所止めてください。
これで片側完了です。
反対側も同じように
下糸を引きながら、
生地を中心に動かして
ギャザーを均等な感じにします。
最後も同じようにマチ針でとめて下さい。
これで仮止め完了です!
いよいよ、縫いとめるのですが、
ギャザーがこのままだと
ボコボコして縫いにくいので、
アイロンでそのボコボコを押さえます。
アイロンが触れないように気をつけてください。
もれなく溶けます。
( ´ ω`)フンフン
↑過去何回かやった。
アイロンでギャザーが平べったくなったら
アイロンでギャザーが平べったくなったら
ミシンで出来上がり線上を縫います。
ピンクのラインです。
この時注意なのですが、
多分まだミシンが荒ミシンのまんまだと思います。
急に大きく動いてビックリするので、
メモリを通常の1ミリに戻しておきましょう。
( ´ ω`)フンフン
↑過去何回かやった。
今縫ったのは
三本のミシン目の内、真ん中です。
覚えておいてください。
では縫えたら
端でモサモサしている
ミシン糸をバッサリ全部切ってください。
荒ミシンのも切って構いません。
その通りのことをします。
画像がみにくくて申し訳ないのですが
本体の上にレースを置き、
フリルをのせます。
その状態で、フリルのギャザーを寄せ
まち針で止めて縫う。
これだけです。
ぜひ普通のデザインに飽きたら
やってみてくださいね☆
……写真の枚数制限がきました。
④に続く。。。