短パンのポケット『有り』の方の
裁断の仕方と
縫い代線の記入方法です。
実はこれ…説明を作りながら考えてたのですが
販売したのをちょっと後悔しております。。。
そのくらい難しいです。
そのため、工程等を覚えるために
先に絶対作ってください。
やったのとやってないのでは
色々作る上での注意点とか分かる点も多いので。
説明もポケット無しのバージョンを作った前提で
進めていきます。
※2015.07.16追記
まず、最初に
ポケット無しでも書きましたが、
2015.07.12版の型紙をお持ちの方は
型紙を切る前に
型紙の訂正をしてください。
(何版かは型紙の用紙の左端に書いてます)
ベルトの中心線がズレています。
このベルトは全長7.6㎝なので
中心線のあるべきところは3.8㎝のところです。
中心線はそのままだと
1ミリほどズレているので、
左側に1ミリだけずらしてください。
7.12版以外の方は
もう型紙に訂正が入っておりますので
訂正しなくて大丈夫です。
※再追記
2015.07.12版までの型紙をお持ちの方、
後ろ身頃の後ろ中心のカーブを画像のように
3mm下げ、カーブの訂正をしてください。
カーブは画像のようにナチュラルに繋げて下さい。
見頃自体の長さは変えなくて大丈夫です。
このカーブのラインを下げた方が縫いやすかったです。
2015.08.23版より訂正入れております。
では、型紙をコピーもしくはトレースをして
一番外側の線を切っていってください。
細かいところはポケット無しのタイプと同じなので省きますが
赤い線のところです。
カットしたら
無しのタイプと同じように
生地の上に置いていきます。
だいたい、10×30㎝ほどの生地で大丈夫です。
ベルトは無しバージョンと同じく、
一枚で良いので
裏返しにして平置きで。
その他は全部
左右分が必要なので、
生地を中表に二つ折りして
裁断して下さい。
夢路は説明しやすいように
後ろポケットとポケット裏布を黒の生地にしてあります。
ちなみにポケット裏布は
できるだけ薄い布にして下さい。
出来上がった時にちらっと見える事があるので、
使う生地と同系色でお願いします。
もちろん、使う生地自体が薄い生地の場合、
他のパーツと同じ生地を使用して構いません。
カットすると、
後ろ2枚、前2枚、ベルト1枚、後ろポケット2枚(この場合黒の生地)、
ポケット裏布2枚(この場合黒の生地)、ポケット2枚になります。
さて、ここからが難しい
縫い代線(出来上がり線)の記入です。
もう、訳がわかりませんが
↑の画像をよく見ながら判断して下さい。
書くのは一部を除き、布の裏側です。
幅も一部を除き、5ミリです。
一応ザックリですが説明します。
ベルトはポケット無しのタイプと一緒です。
後ろのダーツの書き方も一緒です。
ですが、今回はプラスして
そのダーツの上に
後ろポケットのつけ位置を記入します。
上から9ミリのところに
1センチ弱の線を記入して下さい。
つぎに、ポケット(小さい四角のやつ)。
まず、布の裏に画像や型紙を見ながら
縫い代線を記入して下さい。
その際、線は出来上がり線で止めず、
布端まではみ出して書いてください。
そして、今度はカーブの位置を記入します。
ダーツの幅の書き方と同じように
型紙を生地に重ね、
少しずらして記入します。
上の部分と横の部分、
両方忘れずに書いてください。
書くと↑こうなります。
左右を間違えないように注意して下さい。
(どっちが表側なのか判別しながら)
次はいよいよカーブの記入です。
ですが、表側に書くため
正直やってもやらなくても良いです。
むしろ表に書くので
やらない方がいいかもしれません。
でも一応説明しますね。
まず、生地を裏返しにして
『表側』にして下さい。
次にポケットの型紙に
カーブの線に沿って
穴を開けていきます。
(やり方はダーツの先端の時と同じです)
そしたら
生地に重ね、点をうちます。
(やり方はダーツの先端のときと同じです)
点をうったら
線で繋げます。
↑画像ではハッキリ書きましたが
表なのでうっすら書いてください。
これでポケットは完成です。
で、仕上がると分かるのですが、
これ、片方を横にすると
どっちがどっちか分からなくなります。
なので、どちらが上なのか
間違えないように
自分で分かるようにしておいてください。
夢路は↑このように
マスキングテープを貼って、
分かるようにしています。
これで難しいところは終わりです。
あとは残りのパーツも書いていきましょう。
…説明の途中ですが
これ以上、画像が貼れないようです。
続きは②に書きます…
(;´Д`)