☆*:.。. 注!腐的妄想です .。.:*☆
とうとう最終シーンを残すのみとなった。
俺が智くんに長年胸にしまい込んでいた想いを告げて
二人の気持ちが重なった。
嬉しさと気恥ずかしさに
ヤケにテンションが上がって饒舌になる俺と
そんな俺に嬉しそうな視線を向ける智くん。
そして最後は…
最終話 シーンNo.310
櫻 【こんな事なら もっと早く
言っときゃ良かった〜】
大 【俺は翔くんは
一生言わないと
思ってたけどな】
櫻 【まぁ俺も智くんから
聞かなかったら
言わないままだったと
思うけど】
大 【それってズルくね?】
ニヤニヤしながら大野が意地悪く言う。
櫻井が一瞬 言葉につまる。
視線を外して口を尖らせながら
櫻 【だってさ…智くんと
気まずくなりたくなかったし…】
大野が笑いながら
大 【翔くんらしいな…
俺が翔くんを好きな事も
翔くんが俺を好きな事も
メンバー皆んなが気づいてんのにな。
気づいてないのは翔くんだけだよ?
やっぱ翔くんって
頭いいのに残念なんだよね】
櫻 【それ 言うなよ〜】
情けなく眉毛を下げる櫻井と
大笑いをする大野。
そんな大野を見て櫻井も笑い出す。
ひとしきり笑い合った後
大 【でもさ…
急に何が変わる訳でも無いんだから
今まで通りでいいよね?】
櫻 【うん!】
櫻井が満面の笑みで頷く。