バイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論をみた。CNNというバイデン支持の放送局主催であり交互発言確保のために発言者のみマイクオンにするやりかただそうだ。
相手方の弱みをついて感情の激昂と対応のまずさをライブで曝すことを決定打とする。自分は安定感や頼りがいイメージが印象として迸ればよい。外見の見栄えや言語の明瞭さはまぁ二の次、政策論など三の次。
今回のメインテーマはバイデン大統領の高齢が任に耐えうるか否かを国民に示すことのみである。トランプ前大統領の尊大な態度や相手への揺さぶりや悪口の攻撃性はもう織り込み済みだからバイデン大統領はおされぎみでも私はやれるをしめすだけでよかったのだ。
結果は悲惨であった。バイデン大統領は選挙戦を持ちこたえるかどうかすら危うい印象だった。むろん高齢は悪いことではなく認知力云々もも瑣末なことなどどうでもよい私はチームバイデンがあると流せばよいのだが、バイデン大統領は高齢者特有のリアルタイムでのレスポンスが不可能なラグを示し声のトーンも単調な口先の話し方でボケを印象づけた。これなら交互発言などしないで両者マイクオンのごちゃごちゃ詰り合いにしたほうがよかったわな。デモクラット陣営の明らかな失敗でバイデン大統領を晒すことになった。
これでは当然ながらバイデン大統領撤退の話が出る。ここまでの方をなぜ無理に選挙に繰り出すのか、老人虐待だ、デモハラだという答え。