コロッケ薫風喜劇公演。稽古の開始に先立って「かつらあわせ」がおこなわれました。
出演者ひとりひとりが、役柄にあわせて床山(とこやま)さんの用意してくださったたくさんのかつらをかぶって、ぴったりのサイズと髪型を決めるための準備です。
私、落語家ですから着物は毎日のように着ているんですが、かつらはまったくの初体験!ドキドキしながら出かけて行きました。
まず頭に「羽二重(はぶたえ)」という、「かつら下」を巻きます。
本番では、羽二重は床山さんのお部屋に行く前に、自分で巻いてから、かつらをお借りしにいくものなんですって。できるかなぁ…私。
今回は床山さんがやさしく丁寧に教えてくださって、一応合格点をいただける巻き方ができました。
でもこれを、本番前のあわただしい時間に一人でやるのかと思うと、ちょっと気が遠くなります。がんばらなきゃ。
羽二重が巻けたところで、かつらを装着。
たくさんあるかつらをどんどんかぶせてくれて、役柄的にもサイズのうえでもぴったりのものを、プロの目で選んでくださいます。
かつらあわせって、お洋服の試着みたいに、いろんなサイズをあわせてみるだけかと思ってたんですよ。
でもそれだけじゃなくって、きつかったり、ゆるかったりするところを言うと、金づちをもった職人さんが、かつらの内側にある金属の型をたたいて、ぴったりになるように微調整をしてくださるんです。
これを何十人もいる出演者それぞれに、ものすごいスピードで仕上げてくれる床山さん。すごいです。はい。
それに、ホンモノのお芝居のかつらって、パーティグッズみたいな、かぶったらその場で日本髪!っていうものじゃないんですね。
使っているのも本物の髪の毛で、まだこの段階ではお風呂上りみたいなざんばら髪。
これを床山さんが、櫛でとかして、ひとつずつ結い上げて、役柄にあわせた髪型にしあげてくださいます。もう究極のオーダーメイドですよ!
そんな職人技のかつらをかぶらせていただけることに感謝して、まもなく始まるお稽古に、ぴっかり☆全力で!がんばります!
春風亭ぴっかり☆(しゅんぷうてい・ぴっかり)
5月13日生、東京都出身。落語家。レギュラー出演中の「噺家が闇夜にコソコソ」(月曜深夜・TNCほかフジテレビ系全国ネット)4月14日放送分ではメインで登場とのこと。注目!


