趣味について思うこと

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 よく趣味なんか持ってる余裕があるなら仕事しろだとか勉強しろだのということを言う人がいますが、これは上から目線だと思います。

 確かに本当に忙しいときなどでは趣味のことなんかやっている時間などないでしょうが、趣味を持てるぐらいの能力やエネルギーがあるということは、それは貴重な財産であると思います。


 一方で、趣味が持てないようではダメだと否定することも失礼だと思います。

 自分がこれまで接して来た人を見て感じるのは、天才のように優秀であったり、そこまで行かなくてもまじめそうに見える人に限って趣味が充実している。

 言ってしまえば、趣味が充実しているというのは、それだけ頭が良く色々なことができるということ。逆に言えば、趣味がないというか乏しいというのは、日々の仕事や生活のことを考えるのでキャパが目一杯で、それ以外のことなどやる余裕がないということのように思うのです。

 で、それはそれで一生懸命生きているのだから、よいのではないかと思います。全ての人が優秀なわけではなく、必要最小限のことをやるのに精一杯という人だって少なくないはずです。


 そもそも、趣味だって極めようと思ったら実質的に費やす時間や労力だって相当なものになるでしょう。これを苦痛を伴いながらやっていたら「趣味」とは言えません。趣味がないヤツはダメだと言って強要するのなら、それはむしろ趣味を禁じる以上に過酷なことかもしれません。

 ですので、もし冒頭に書いたような趣味を禁じるというのが、優秀でないけれども一生懸命やっている人達を保護する目的であるというのなら、それは必ずしも悪くないようにも思ったりします。