みなさまおこんばんは(*^_^*)
今日の大阪は暖かかった!!
ほんと、春がきたみたいやな…と思ってたんです。
朝は。
しかし高野山から帰ってくると…
空、めっちゃ霞んでるやん!!
今日は大阪でも、PM2.5の数値が基準値を超えたらしいです。
どうりでクシャミばっかりしてたのか。
外出は控えるように、とテレビで速報やってたけど…
しかも、気管支の弱い夫は外の仕事。
ちょっと心配です。
はじめでございます。
…さて。
昨日もちょろっと書いたのですが、今日は高野山にお参りしてきました(*^_^*)
雪、大丈夫かな~と心配したのですが、高野山の僧侶の方に聞くと、道路は大丈夫なのだとか。
おお、ええやん(*^_^*)
ま、今日は暖かくなる、という予報を信じて、会社に休みの申請をしたのですが(笑)
道中、道路わきに雪が積もっていましたが、ノーマルタイヤでも大丈夫でした(*^_^*)
標高が高くなっていくにつれ、道路わきの雪が増えていったので心配でしたが、無事上ることができました。
まずは、高野山内の龍泉院へ。
こちらのお寺は、祖父の納骨をきっかけとして、もう30年近くお世話になっています。
実は、今年4月、夫と二人で本山得度を受けるので、その相談に来たのです。
和室に案内してくださいました。
こちらのお部屋、以前はソファーじゃなかったのですが…
副住職さんにお聞きすると、「最近は高齢の方が多いので、椅子のほうが座りやすいから」という答えが返ってきました。
…なるほど。
いろいろ相談して、本堂にお参りさせていただきました(*^_^*)
こちらのご本尊は薬師如来さんです。
そして!
現在私たちが巡っている、西国薬師第10番札所でもあるのです。
写真を撮ることはできなかったのですが、本堂内陣(仏様のすぐ近く)まで案内してくださいました!!
おお、ありがたい。
その後は、待ちに待った奥の院!!!
いえーーい!!!
(↑高野山というノリではないですが、内心こんな感じでした)
中の橋駐車場に車を停め、バスで一の橋に向かいます。
高野山には参道が2つあり、一の橋から歩くと約2キロ。
中の橋から歩くと、1キロ弱です。
時間がない時は中の橋からお参りしますが、今回は雪なので…
こんな機会はめったにない!ということで、一の橋から歩くことに。
一の橋手水舎。
水が凍っています。
一の橋から歩く人は少ないので、参道にも雪が残っています。
足元が滑りそうだったので、用心しながら歩きました(^^ゞ
墓標も雪だらけ!!!
今日は、一の橋から歩いていたのは私一人だけでした。
前も後ろも、誰も歩いていませんでした。
とても静かな参道。
凛とした空気が漂っています。
奥の院への参道は、いつ歩いても気持ちが落ち着くものですが、雪景色の参道は感動モノです。
中学生の頃、祖母と二人で雪の参道を歩いたことを思い出しました。
その時も静かで、一面真っ白な雪景色でした。
祖母は亡くなるまで、「あの雪の高野山は良かったなぁ」と言い続けていました。
参道には、樹齢数百年の杉・ヒノキの木がたくさんあります。
そして、木の下には無数の墓標。
厳かな、という言葉がぴったりです。
「仲良し地蔵」と書かれています。
寄りそう姿が素敵。
参道をさらに歩くと、奥の院が見えてきます。
ここまで来ると、けっこう人が歩いているので、参道の雪はなくなっています。
こちらの「御廟橋(ごびょうばし)」を渡ると、奥の院です。
(ここから先は、撮影禁止です)
奥の院では、弘法大師が今も生き続け、衆生の救済を願って瞑想されている、といいます。
少なくとも、そう信じられています。
普段はツアー客が多い奥の院も、今日は人影まばらで静かでした。
ゆっくりお参りすることができました。
奥の院にお参りしたあとは、こちらの「水向地蔵」さんに水をかけ、先祖供養を願うのですが…
さすがに今日は寒かったのでやめておきました(笑)
奥の院手前の不動堂。
不動明王、厄除け大師がお祀りされています。
個人的に、お不動さんは大好きです(笑)
こちらのお堂は、毘沙門天・大黒天・弁財天がお祀りされています。
厨子の扉が閉じられているので、お姿を拝むことはできませんが(^^ゞ
さて、お参りをすませたら一服♪
奥の院手前の休憩所。
中はこんな感じです。
いつもなら、1時間ごとに僧侶の方による法話があるのですが…
(去年、それを楽しみに7週連続で上りました)
今日はありませんでした(^^ゞ
冬だからかな。
休憩所の奥には、かまどがあります。
お釜の中は、温かいお茶が!
しかも、無料でいただくことができます。
余談ですが、このかまどの火は、高野山開創から続いているそうです。
実に1200年!!!
さて、奥の院から来た道とは違う参道を通って、駐車場に向かいます。
こちらは人通りの多い参道なので、雪はかなりなくなっています。
駐車場近く、参道への出入り口です。
おかげさまで、今日もいいお参りができました。
高野山内の、石橋法衣店に立ち寄りました。
得度の際の装束が必要だからです。
今日は買わず、値段表だけもらったのですが…
装束一式、高いっ!!!(^^ゞ
軽く数万円…
ま、一生ものの装束なので、がんばって貯金しようっと(笑)
今日、参道を歩きながらふと思ったのですが…
高野山に行くと、「帰ってきた」ような気になるのです。
無条件に安心できて、自分のすべてのストレスがなくなる。
以前、休憩所で法話をされていたお坊さんの言葉です。
「高野山にお参りされる時は、まず、息をすべて吐き切ってください。
そうすると、体いっぱいに空気を吸い込むことができます。
日ごろの疲れや悪いもの、邪悪なものをすべて吐ききって、高野山の清浄な空気を、体いっぱいに吸い込んでください。
そうすることによって、自分自身がどんどん浄化されます」
…納得。
※ここまで読んでくださって、ありがとうございました<(_ _)>
高野山ネタは、どうしても長くなりがちです(^^ゞ
かといって、縮めた記事を書きたくなかったのです(^^ゞ