昨日、女房が“揚げあられ”を作っていました。

 

 

“あられ”は、雪が降る前のお天気の良い日に、3日ほどかけて天日干しして乾燥させました。

 

 

そして、油で揚げて“揚げあられ”にしました。

 

 

“あられ”とは“あられ餅(霰餅)の略で、米餅を長さ2~3センチ、縦横5ミリ程度の長さに切り、火で炙ったり油で揚げたお菓子です。

 

しかし、ひと口食べるとやめられなくなるヤバい食べ物でもあります!。

 

 

これは、お正月に神前でお供えした大量のお鏡餅を…。

 




 

1月15日にお下げしたものです。

 

1月11日の鏡開きは全国均一的な風習ですが、本来、金沢では1月15日までが松の内とされ、この日にお鏡と一緒に松飾りや輪締め(しめ飾り)、門松、まゆ玉などを下げます。

 

 

お下げした大量の鏡餅は、和菓子屋さんに持って行って搗(つ)き直ししてもらい、着色や豆・昆布を混ぜてかき餅にするのですが、残りは寒の水にさらして再利用します。。
 

 

寒の水にさらして柔らかくしてから、このように細かく切ります。

 

 

そうして、“あられ”になるのです。

 

 

で、もっとヤバいけど美味しいのが、“かきもち”です!。

 

 

これは、先述したように、お正月に神前へお供えした大量のお鏡餅をお下げして、和菓子屋さんへ持って行って搗(つ)き直しをして、豆や切り昆布や食紅を混ぜて、このようにかき餅にして冬の間干します。

 

なお、搗き直しとは、硬くなったお鏡餅などを再び蒸篭(せいろ)で蒸して、杵(きね)での手搗き、もしくは機械式の杵と臼(うす)で搗き直すことをいいます。

 

はじかみ神主のぶろぐ

 

乾燥させてかき餅の完成です。

 

 

かき餅は、ストーブの上に網を敷いて焼いても美味いのですが…。

 

 

揚げあられのように油で揚げるともっとおいしくなります。

 

 

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