ナデシコジャパンやりましたよね。女子W杯準々準決勝で強豪ドイツを破り、さらに準決勝でスウェーデンを3対1で下し、見事決勝進出です。これは大金星、まさに快挙ですよね。

はじかみ神主のぶろぐ


「ナデシコジャパン」は正式にはサッカー日本女子代表ですが、アテネ・オリンピックの出場決定を受け、日本サッカー協会が一般公募を行い、約2,700通の応募の中から選定しました。


選定に際しては、もともと報道などで「大和撫子」と呼ばれていたので、日本女性の美称である「大和撫子」から日本を限定する「大和」の部分を取り除き、「世界へ羽ばたけ」という意味を込めて「ジャパン」が付けられたのです。なお、「なでしこジャパン」はJFAの登録商標で、平成16年の流行語大賞にもノミネートされたんですよね。


秋の七草の一つであるナデシコは、日本原産の「カワラナデシコ」のことで、「大和撫子(やまとなでしこ)」の別名があります。


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それで、「大和撫子」は日本神話の『ヤマタノオロチ』で、スサノオノミコト(須佐之男命)の妃となるクシナダヒメが語源となっています。『古事記』では櫛名田比売、『日本書記』では奇稲田姫と表記しますが…。 


クシナダヒメの父母である足摩槌命(アシナヅチノミコト)・手摩槌命(テナヅチノミコト)の神名は、「ナヅ」は「撫づ(撫でる)」、「チ」は精霊の意で、父母が娘の手足を撫でて慈しむ様子を表すとする説があり、「手足を撫でる」意味を持つことから「撫でるように大事に育てられた姫」との解釈があり、「倭撫子(やまとなでしこ)」の語源とされているのです。


なお、鳥取県米子市の蔵元 稲田本店 では、櫛田姫という清酒を醸造しているとのことです。


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それでは神芝居『八岐大蛇(やまたのおろち)』をたっぷりとご覧ください!。


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アマテラスオオミカミ(天照大御神)の弟・スサノオノミコト(須佐之男命)は、高天原で大暴れをしてみんなに迷惑をかけだので、神々から追い払われることになりました。高天原を追い出された須佐之男命は、出雲の国(現在の島根県)に降りてこられました。

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出雲の国の肥(ひ)の河上、鳥髪(とりかみ)という場所へ降り立ちますと、この河に箸(はし)が流れているのを見て、上流に人が住んでいるに違いないと思い、たずねて行くと、老人と老婆が、可憐な娘を抱いて泣いていました。

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スサノオノミコトが、「お前たちは、だれだ。」

と尋ねると、その老人が、答えました。


「わたしは、この国のオオヤマツミ(大山津見)という神の子で、名をアシナヅチ(足名椎)、妻はテナヅチ(手名椎)、この子の名は、クシナダヒメ(櫛名田比売)と申します。」


「お前たちは、なぜ泣いているのだ。」


「わたしたちの娘は、8人いましたが、この近くの高志(こし)というところにヤマタノオロチ(八岐大蛇)という大蛇が住んでいて、毎年やってきては娘を一人づつ食べてしまうのです。今では、この娘一人が残っているだけです。その大蛇がまた、やってくるときなのです。この娘も食べられてしまうのかと思うと悲しくて悲しくて、こうして別れを惜しんでいるのです。」


「そのヤマタノオロチというのは、どんな怪物なのか。」スサノオノミコトは、大蛇のことをくわしく聞きました。


「それは恐ろしいやつで、体は一つですが頭が八つ、尾も八つに分かれていて、目はホオズキのように真っ赤に燃えていて、その大きさは、八つの山、八つの谷をわたるほどに長く、腹にはコケや杉やヒノキの木などが生えています。」


と老人が説明すると、スサノオノミコトは、少し考えて老人にこう言いました。


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「あなたの娘さんを私の妻としていただけませんか。」


「恐れおおいことですが、あなた様はどなたでしょうか。」


「わたしは、アマテラスオオミカミ(天照大御神)の弟です。今、天から降りてきました。」


「なんと、それは恐れおおいことです。ならば、わたしの娘を差し上げましょう。」


こうして、スサノノミコトは、その娘を櫛(くし)に変身させ、髪に刺しました。そして、アシナヅチ、テナヅチの老夫婦にこう命じられました。


「あなたたち、まず強い酒をたくさん造ってください。そして、家の回りを垣(かき)で囲んで八つの入り口を作ってください。その入り口すべてに、台を作り、その上に酒の桶(おけ)を置いて強いお酒をたっぷり入れておいてください。」


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老夫婦は、言われたとおりに準備をして待っていると、本当にヤマタノオロチがやって来ました。すると怪物は、八つの桶に八つの頭を突っ込んで、酒を飲み始めました。とうとう怪物は、酔っぱらって、その場にドーンというもの凄い大きな音とともに倒れて寝てしまいました。


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そこで、スサノオノミコトは、持っていた長い剣で、大蛇をずたずたに切り刻んでしまったので、肥の河が血の川となって流れていきました。しかし、大蛇の尾を切り裂く時に、剣の刃が少し欠けました。これは、おかしいと思って、剣の先を刺し、切り開いてみると、一本の立派な太刀が現れました。


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スサノノミコトは、これは珍しい変ったものだとお思いになり、これをアマテラスオオミカミに献上されました。これが天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で、後にヤマトタケルノミコト(日本武尊)が、敵から火ぜめにあったときに、草をなぎはらったということで有名になる「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」なのです。

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こうして、スサノノミコトは、クシナダヒメ(櫛名田比売)を元の姿に戻し、自分の宮殿を作る場所をこの出雲の国に決められました。そして、須賀(すが)の地にたどりついた時に…。


「私は、この地にやってきてから、心がたいへんすがすがしい。」


とおっしゃって、宮殿を建てられました。それで、そこを今でも「須賀」というのです。

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      須我神社


そして、初めての宮殿を建てられたときに、そこから雲がもくもくと立ち昇りました。その時に、次のように歌を詠まれました。

や雲たつ 出雲八重垣(いずもやえがき) 妻隠(つまご)みに 八重垣作る その八重垣を

(たくさんの雲がわき立つ わたしの宮殿 妻と一緒に暮らすための宮殿を造ろう その見事な宮殿を)
      
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      八重垣神社      


そして、アシナヅチの神をお呼びになり…。

「あなたは、わたしの宮殿の長官におなりなさい。そして、稲田の宮主(いなだのみやぬし)須賀の八耳(すがのやつみみ)の神と名乗りなさい。」


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と命じられたのでした。 めでたし、めでたし。


なお、この神話は、『因幡の白兎』 へと続きます。また、「ヤマタのオロチ伝説地を訪ねる」 も、クリックしてご覧ください。


また、『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』 に、能登国の久志伊奈太伎比咩神社(くしいなだきひめじんじゃ)で久志伊奈太伎比咩(くしいなだきひめ)を祀神としたという記述があり、櫛稲田姫と同一神と考えられています。


久志伊奈太伎比咩神社は、能登・七尾市に二社鎮座し、両社とも延喜式内社にして旧社格は郷社ですが、いづれが式内の正社か論社かはっきりわかりません。まずは、七尾市飯川町の久志伊奈太伎比咩神社をご紹介します。

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続いては、七尾市国分町の久志伊奈太伎比咩神社です。


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クシナダヒメのご加護のもとに、なでしこジャパンにはぜひ18日の決勝で、世界ランキング1位のアメリカを打ち破って優勝して欲しいものです。


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