すっかり暖かい日が多くなってきましたこの頃、理容店「ヘアーサロン北林」のあります飯田市の丘の上も四季のうつろいを感じます!
電話、住所、営業日時、料金などがわかる
ところで、先日見ていました今年のNHK大河ドラマ。紫式部を取り上げておりまして、その中でライバルであり友人であると言われる清少納言の
「枕草子」
が登場しました。
日常や自然を書いたり、宮廷の様子を簡潔な文でまとめて情緒ある読みやすい日本古文の代表的なものです。
出だしの四季を書いた文は有名ですよね!
実はこれにとてもとてもよく似ているようなそうでないような髪の毛の四季について書かれた文書があるとかないとか言われているらしいです。
「枕毛子」まくらのもうし
と言われている書の出だしをご紹介します。
「春は育毛。やうやう広くなりゆく生際、すこし上がりて、白めきだちたる髪の細くたなびきたる。」
訳:春は育毛(をしよう)。だんだん広くなっていく生際、少し上がって、白がかった髪が細くたなびいている(のは滑稽だ)。
「夏はケア。昼のころはさらなり。
髪もなほ、紫外線の多く飛びちがいたる。
また、ただ一本二本など、ほのかにうち光て行くもをかし
日焼け止めなど振るもをかし」
訳:夏は(ヘア)ケア(をしたほうがいい)。昼の日差しはもちろんだ、髪は特に、紫外線が多く飛んでいて危険だ。
また(髪の毛が)一本二本と(抜けて頭が)うっすら光ってきているのも趣深い。日焼け止めを振りかけるのもいいだろう。
「秋は指圧。
親指をさして、髪のはいと近うなりたるに、頭皮の利どころへ行くとて、三つ四つ、二つ、三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。
まいて、髪などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
際入りはてて、パーマ、リーゼントなど、はたいふべきにあらず。」
訳:秋は指圧(でマッサージしよう)。
親指で指して、髪の端(生え際)に近づくと、頭皮のツボへ向かって、(指が)三本四本、二本、三本と忙しく飛び回るのもしみじみと趣深い。
ましてや髪を束ね連ねてもとても小さく見えるのはとても感慨深い。
生え際がすっかり入り込んでしまっては、パーマやリーゼントをやろうとは、もちろん言うまでもない(できないだろう)。
「冬は色染め。歳の取りたるは、言ふべきにもあらず。髪のいと白きも、また、さらでもいとお洒落に、色など急ぎおとして、モテモテ渡るも、いとつきづきし。
オジになりて、うすくゆるびもていけば、額の毛も、白き灰がちになりてわろし。」
訳:冬は(髪)色染め(で良くしよう)。歳を取ったらもちろんのこと。髪がとても白くなっている人も、また、まっさらな黒髪の人もお洒落に、色などを急いで落として(ブリーチして)モテにモテわたるのも、(髪染めした)効果がよくあらわれている。
オジさんになって、(髪が)薄くなりゆるんでいくと、額の毛も白い灰のように(白髪に)なってしまってよくない。
一年を通じて髪が白くなってきたり薄くなってきたことに「をかし」を感じながらも、それに抗う四季おりおりの対策をする人の「あはれ」を著しています。
昔も今も髪に対する熱い思いは変わらずですね!
この書のようにこれからは紫外線が強くなる時期です、しっかり対策をして髪をケアしましょう!

