横浜でフリーランスの美容師として働いている平塚です。








失敗カットの星比べをしてみました。今回はセミロング編です。











"カット前"










"ガタガタセミロング"



他店で3ヶ月前にカットなさいました。髪質は普通で太い・癖は少しあり量は多いです。










"星は一つ半です。"

アウトラインはガタガタで表面に繋がりのない適当なレイヤーが入っています。いわゆる鏡餅ヘアー。レイヤーが繋がっていないのでアウトラインの上にもう一つ髪型がのっている状態です。この方はアイロンで伸ばされてからいらっしゃいましたが何もしないと表面の髪がのっているのが凄く分かります。前髪は左右4センチ以上長さが違いますしカットラインはガタガタなので落ち着きません。









☆  









"ガタガタスカスカなセミロング"





他店で3か月前にカットなさいました。髪質は普通で太い・癖は少しあり量は多いです。




"星は二つです。"




アウトラインはスカスカガタガタで表面には繋がりのないレイヤーが入っていて毛先をスカスカにして馴染ませています。この方は毛先にデジタルパーマをかけているのでまだこれでもスカスカガタガタが分かりにくくなっています。しかし毛先がスカスカにされているので広がってしまいパーマがいきません。適当なセミロングの髪型なので梳いてごまかした髪型です。

















"全体にスカスカなセミロング"



4ヶ月前に他店でカットなさいました。髪質普通・ジリジリとした癖があり量は多いです。



"星は三つです。"


アウトラインはスカスカ表面もかなり上からスカスカです。梳かれすぎている状態なので何をしても毛先は纏まりません。髪型にするにはアイロンを使ってセットしなければいけないのでアイロンを使えない方はカットした次の日から髪型が再現できなくなります。雨の日は梳かれた毛先は全て跳ねてしまいますし指を通せば引っかかってしまいます。










































"ガタガタセミロング"


















"ガタガタスカスカなセミロング"














"全体にスカスカなセミロング"











失敗カットを完全に直す場合にも何回かのカットが必要です。





*ガタガタセミロング・1回






*ガタガタスカスカなセミロング・2回





*全体スカスカなセミロング・2回から3回




ボブの失敗カットよりセミロングやロングヘアーの失敗カットの方が失敗の仕方は悲惨です。まずアイロンがないとセットができません。美容室の帰りはちゃんとなっていても洗ったら終わりです。次の日からまた同じ髪型にするのが不可能です。美容師さんが時間をかけて作り込んだ髪型はお客様には再現できません。カットにしてもほぼレイヤーなどは入っていませんから流れませんし髪の多い方は収まりません。失敗カット美容師さんのレイヤーは梳いて繋げたりぼかしたりステム0の角度でカットしてもセミロングやロングは髪型になりません。






男性の方は失敗カット美容師さんの意味をあまり知らない方がいらっしゃると思います。簡単に野球に例えると。







"失敗カット美容師さん→中学生の野球部"















"普通の美容師さん→メジャーリーガー"





このぐらいの差があります。アマチュアとプロぐらいの差がありますからアマチュアの美容師さんではプロの世界では通用しないのは当たり前です。プロのしている事も理解できないでしょう。ただ料金だけはプロ以上の料金をとりますからね。恥ずかしくないのかと思います。今、全国の97%の美容師さんが失敗カット美容師さんでアマチュアの美容師さんです。もっと練習して早くプロの美容師さんになって下さい。そうしたらお客様は髪型で苦しみ悲しむ事がなくなりますから。