新商品開発のリサーチをしに、九州に

行くことになったのですが、九州には

数多くの名湯がありますので、せっかく

だからと思い、仕事もかねて別府の温泉に

行ってまいりました。

 

プラティコを代表する商品の一つである

「真面目なミネラル」 通称マジミネは、

私の温泉好きが高じて開発したと言っても

過言ではなく、温泉水と植物灰エキスで

作られている、 万能の温泉ローションです。

 

その、研究もかねて?いるつもりで

 訪れた別府の「鉄輪温泉(かんなわおんせん)」。

 

私は20代の頃から湯治場に足を運んでいたので、

湯治場が密集するこの地域は 以前から非常に

気になっていました。

 

別府を丘の上から見下ろすと これでもか、

というくらいに温泉の 湯けむりがそこかしこに

立ち昇っていますので、圧巻の風景です。

 

 

私の好きな湯治場の条件は

1.源泉かけ流しであること

2.長期滞在用の自炊場があること

3.歴史を感じる建物であること

 

この3つですが、今回宿泊させていただいた

「陽光荘」は私好みの素敵な宿でした。

 

 

まずは、温泉ですが、当たり前のように

源泉かけ流しです。

 

 

別府には自宅やアパートにも

直接源泉を引いている家がたくさん

あるとのことで何とも羨ましい限りです。

 

自炊場もたくさんあり、この辺りは
食材をザルなどにいれて蒸して料理する
「地獄蒸し」が有名ですので
チャレンジしてみました。

 

 

お米をはじめイモ、野菜、魚介類、
肉、といろんな食材を調理することが
でき、温泉のミネラルをたっぷり
含んで蒸し上げます。

食材は向かいのスーパーで仕入れて
調理しましたが、調理場も懐かしい雰囲気が
あってとても素敵でした。

そして出来上がったお料理も美味しかったです。

 

 

建物は気合の入った築年数で

歩くたびにそこらじゅうがギシギシと

悲鳴を上げます。

さらに、そこら中に廊下と階段が

巡らせてあるので迷路のようなつくり。

 

 

昔ながらの湯治場で、長期滞在を

目的とするお客様が多いことから

洗濯機、冷蔵庫等が置かれており、

自由に使用することができます。

 

 

部屋は時代を感じながらも掃除が

行き届いており、こういう宿は、

ジメッとした湿気十分の布団が

定番なのですが、よく乾燥された

フカフカの布団で寝心地も最高でした。

 

 

これぞ、私の好きな湯治場で、かなり気合の入った
硬派な温泉宿
です。


なんとも昭和初期の雰囲気満点ですが、
私にとっては100点満点の温泉宿でした。