カタラーゼ実験

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過酸化水素を分解する原料で

カタラーゼという酵素があります。

 

商品として安定させるのが難しく

一部のメーカーでしか販売されておりませんが、

 

カラー剤に入れると、

 

この通り

 

   

 

過酸化水素が酸素と水に分解され

ブクブクと酸素が出てきます。

 

これを、カラーの乳化の時に行うと

実際にブクブクと酸素の泡が発生しますが

 

 

この時に化学反応による反応熱が発生するので

結構、熱くなります。

 

ですから、お客さんに

 

「ちょっとしみる。」

 

と言われるのはこの反応熱による刺激が

大いに関係しています。

 

それに乳化時にブクブク反応しているのは

毛髪内部の過酸化水素を分解しているというよりは

毛髪の外側に付着しているカラー剤の

オキシに反応しているのがほとんどとだと思われますので

これを分解してもあまり意味はないでしょう。

 

私でしたら、カラーの乳化後にしっかり水洗してから

カタラーゼをすることをお勧めします。

 

正直、ブクブクしませんし、反応熱も出ませんので

演出的には相当イマイチですが

しみることもほとんどありませんし

 

何よりも本当にカタラーゼが毛髪内部で

過酸化水素を分解するとしたら、

 

余計な反応をさせないために

乳化して水洗後がいいのではないでしょうか?

 

カタラーゼを販売する予定はありませんが

 

参考まで。