急な出来事 | 喜早純也のアメブロ

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火曜の朝

母が倒れたと親戚から連絡。


(結果的には大事に至らなかったのでご安心を。)


僕の家族は4人家族でした。

「でした。」

という言い方の方があってるかもしれません。


僕には4つ上の兄貴がいました。


実は、4人の中では僕が一番おとなしく、一番個性的ではないんです。


とにかく、みんな個性が強く自分勝手な性格です。


めちゃくちゃ優しかったりもするのですが、、


世間一般で言えば、勝手な人の集まりです。



自分で言うのもなんですが、そんな面にとても嫌悪感を持っていたから

反面教師として今の僕が作られたとも思う。

勝手な事ばかりしてるといい事ないなと。。



親父の話は過去のブログに出てきましたが、
ネジが5本は飛んでるタイプ。

母も父もいつだったか忘れましたが、別れています。


兄貴の話は語れないほどヤバイ。

会えば笑って話はできるけど、、、
(やはりココで語ることはできないヤバい人)

とりあえず、電話番号も知らないような関係。
今は大阪にいるらしい。


そんな家族だから、いざとなった時のフットワークは重い。

母が倒れた時は、近くに住んでいるお婆ちゃんや叔母ちゃんたち家族が見てくれていました。

だから連絡も今回のような感じになったのですが。

朝に母が倒れ、手術の同意書の許可の連絡を僕に入れてくれました。


倒れた→手術→意識が回復してるのか分からない。


現場に居なけりゃ当然ですが、
いったいどんな事になってるのかわからないまま進む感じ。

翌日までははっきりした連絡経路も無かったので、心配だけが過剰に膨らみました。


結果的には
「急性大動脈解離」という病名。

三重くらいの血管の2枚が剥がれていて、かなりギリギリセーフだったらしい。

心臓付近だからとても危険だったと。

調べによると、動けるわけのないほどの痛みで気絶することもあるくらいだと。

本人も死にそうなくらい痛かったけど、それでも仕事を優先して3日ほど過ごしたが…
あまりにも酷いので、朝病院に行ってみることになったと。

救急車で運ばれたみたいでした。


で、連絡をもらったはいいが、状況も聞こえず、母はまだ目が覚めず。。


とにかく、駆けつける事でしか無いのですが、

ある程度覚悟して、良い意味でも諦めてるところもありました。

元々いつも体は壊しているし

血圧は普通の数倍ですから。。

もう、いつでもありえる人です。


で、
僕が最後のお客様を終えたのは9時半。

電車もないので車で行こうかと。

とはいえ、

今は集中治療室にいるからお昼の1時からしか会えない。

とにかく朝早くに電車で三重の伊勢まで行く事にしました。

片道4時間半ですね。

駆けつけるのも時間のかかる場所です。




ICU (集中治療室)というところは以前に聞いたことがありました。

ドラマや漫画でよく見るあれですよね。


イメージとしてはよくない。

不安は募るし、祈るしかないわけで…





叔母ちゃん一家に駅に迎えにきてもらい、話を聞くと、昨日からの進行はまだわからずで、とりあえず10分しか面会できないんだそうな。

「10分?」

なんだか、さらに様子が険しいイメージしか湧かない。


そんな情報だけしかなく。

昼の一時、お婆ちゃんも一緒に病院に行きました。




ここで話をそれたいのですが、

ちなみに婆ちゃんは91歳。


僕は母の子で
母は婆ちゃんの子(4姉妹の長女)。


不思議な話、
娘が倒れた姿を見る親なわけですよね。


お婆ちゃんと母を北海道に旅行に連れて行ったことがあるのですが、その時にも感じた不思議な感じです。

僕だけかもしれませんが

「あー、母にも母がいるんだよなー」と。



遠いところから駆けつけたからもあるからか、
僕はめちゃくちゃ不安しかなかったけど、、、

お婆ちゃんは明らかに凄く落ち着いていました。

娘の「生死」(そうでも無いのかもしれませんが)
の場面の親を見るわけですからね。

少なくとも、脳梗塞の可能性、言語障害はありえるわけでしたから。


言葉は変ですが、「見どころ」なわけですよ。

婆ちゃんもどんな風に感じるのだろうかと。

心配も含めて気がかりでした。




そんなお婆ちゃんにちょっとした事故が起きます。
母との面会の前、病院の段差につまづいて、僕達の目の前で思い切りコケたんですよね。

アスファルトに「バタン!!」と。

思い切り顔を打って、手も血だらけで…。


僕のイメージでは、老人がコケた姿なんて見た日には、骨折当たり前の動けない感じが思い浮かぶのですが、、

お婆ちゃん、普通に立ち上がって、顔腫らしながら、血だらけの手を上にあげて歩き続けるもんだから。

「ちょっと!婆ちゃん!包帯かなんかしたら?」
と声はかけても

「大丈夫!おまじない(^^)」


よくわからないが、血が止まるために手を上にあげてるわけですよ。

いやいや、ここ病院やで。。。

てか、顔思い切り腫れてるし。。。


そんな感じで集中治療室に面会に向かうのですが…





いよいよ母と面会。

25センチくらいは胸から腹にかけてメスで切っているとの事。

管を何本も付けていて、
いわゆる、ドラマにあるようなあのモニター。

「今にも死ぬのではないか」と思えるような姿を後ろから見るわけです。

緊張高まりますね。

まだ「意識がシッカリしているのか?」という確認はしてなかったので、なおさら不安です。

血を止めてしまってたわけですからね。

脳死までは行かなくても、話すこともできないかもしれないと。



そんな母に僕が顔を出したとき


「なんや、あんた来てくれたんか?」


と即座の声。


意表を突かれましたね。


とりあえず、僕としては条件反射のように

涙が溢れてしまい。
止まらぬ涙。

まさかとは思ったけど、生きてる感じを見るだけでこんなにも安心するとは思いもよらなかったです。

そして、涙が出てくるとも思わなかった。



と、そんな僕とは対照的に
お婆ちゃんは至って冷静!!

優しく声をかけて終わり。

サッと僕に譲って立ち去りました。



強い。

なんとも言えぬ強さ。


そんな感覚を感じました。



お婆ちゃんは僕の肩を揉んでくるくらい人に気を使う人。

とにかく優しい。

この世で一番優しいのではないか?
と思うほど優しい。


だから、コケても何も言わずに立ち上がり、誤魔化して自分に時間を使わせないようとしていたのでしょう。

北海道の旅行でも、僕の荷物や身体の事、いろんな心配を隈なくする人。

何もかもを譲る人。

何一つワガママを聞いたこともない。

自分が全て背負うタイプ。

だから逆に、娘のその姿を見るお婆ちゃんはどんな思いなんだろうかと。

もちろん安心しているのはわかりますが、
とにかく、そのなんとも言えぬ強さを感じました。


そして、
そんな強い遺伝子を受け継いだ母。

これがまた凄い。

朝、あまりにも痛いからと、叔母ちゃんに連絡したけど…

本人は病院に行く時も眉を書いてメイクして
ハイヒールを履いて服を着て。
救急車も家よりも手前で止めさせて。

死ぬかもしれない直前でも自分のポリシーを突き通したそうで。。

痛くて倒れてるのに。


強すぎる。


確かに、母は頻繁に東京に来るのですが、
肺炎だろうと、高熱だろうと平気で東京に来る。

来ないで欲しいのに来る。

1ヶ月くらい病気が続いているのに来る。


気持ち悪いほど強い。


実は、
母が来月誕生日でして、旅行に行く約束をしてました。

まぁ、3週間の入院。リハビリもある。

「無理でしょう」と普通に思っていたのですが、

本人は。

「え?月末ならいけるやろ??」


高千穂に行きたいとか言う。


術後、今朝目が覚めた人が思うものなのか。
まだ、脳梗塞の疑いもあるのに思えるものなのか。
立ち上がることすらできない人が思うものなのか。
胸を25センチも切っている人が思うものなのか。

というか、集中治療室にいる人間が思えるものなのか。


感覚としてはよくわからないけど、今はそんな気持ちにすらならない気がするんですよね。

「行きたい!」

という願望も強いわけでもなさそうなのに、

普通に

「え?行けるやろ??」

そう思うものなのかと。





そんな母だから、僕は強く育てられ、こうした感じで生きてこれた。


お婆ちゃん共に、感謝の連鎖を感じました。



とりあえず、母とは一言二言話をして
また落ち着いたら世話しようと思う。

というか、その程度で終わるくらいの短時間しか許されなかったのと

語るも何も、そんなシリアスな空気にすらない。

「冷蔵庫の中、腐らないようにしておいてな」

そんな話だけです。

そういや、
二言目に聞かれたのが

「あんた、高尾山登ったんか?」

でしたね。



本当に一言二言。

トータル1分くらいでしょう。

あとは先生が慌ただしく母の世話をしてましたので…。

ドラマのような暖かい会話なんてゼロ。


母は僕に心配をさせここまで来させたことも申し訳なく思ったんだと思う。

メンタルが強すぎる。






せっかくなのでと、念のためにハサミも持って行ってましたので、
親戚の方達の髪を切ってあげる事にしました。



これをする事が母の一番喜ぶ行為だから。


僕もそう思う。

皆さんが母の面倒を見てくれたことへの形ある恩返しはこれが一番だと。


親戚中のみんなが笑顔に集まる事もできるのは、
髪を切って、みんなが素敵になる事。


「理由」  というのは大きなものです。

何かしらもたれかかれる理由。
これは魔法のような大きなチカラです。





またお婆ちゃんの話に戻るのですが。

何やかんやと病院までの時間や諸々で5時くらいにお婆ちゃんちに戻ったのですが、、、

お婆ちゃん、家に入ったらすぐさま、
「なんか外にいるなー」と思ったら…

洗濯物を畳んでいるんですよね。。

ビックリしましたね。

一息もつかずに外で仕事をしているんです。

僕がみんなの髪を切るから、みんなの時間を作ってくれているんですよね。



時間もないので、みんなの髪をサクッと切るのですが、、

(みんなで4人切ったかな。)



その髪もせっせと片付けて。

みんなも「休んでなさい」とは言うのですがね。


マジでこの人
サイボーグかよと。



ふと見たら
僕のサングラスを珍しがってかけてました

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91歳で元気な人もたくさんいるのでしょうが

生でその姿を見ると驚きますね。



何だろう、、

コケた時もそうだし、メンタルもそうだし、
行動の瞬発力もそうだし、何より、気が回るという点においてのポテンシャルが異様に高い。


そういう人は強いんでしょうね。

優しい意地がある。




急患の時のイメージや、お婆ちゃんみたいな歳の人のイメージってあるとは思うのですが

我が母と婆ちゃん共々に
想像を超えすぎて気持ち悪かったですね。笑



そんなこんなで、6時には鳥羽を去り
東京に戻って来ました。

鳥羽の子たちとも会いたかったけど、余裕なくてごめんなさい。

誰にも連絡できませんでした。


またいつか帰ります!


僕のタフネスはこうして作られた。

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(婆ちゃんの右頬めっちゃ腫れてる笑)


確かに思い返せば、
僕が高熱でも、自分一人で自転車で病院に行ってたもんな。。

親はスパルタではないけど

それくらいのことは自分でやれるものだと、
本質から理解させてもらって育てられていました。


「それくらい」


あまりにも常識外れではありましたが(笑)


ちなみに、母はハイヒール以外履いたことがない。。

運動は全くしないが、ポリシーとメンタルが異常に強い。




常識が何かなんてのは関係なく、
結局のところ、
強く育った方が楽ってことですね!


小さい事で悩むよりもと言いますが、

似た話です。


小さな病気にオドオドしてても疲れるだけ。


本気で受けとめている人は発言も行動も違う。


それが良いとも限らないけど、少なくとも、僕はその遺伝子で生きていると実感しました。



そして!!
爺ちゃんがさらに強すぎていました!!

まぁ、とにかく怖くて強くて頼もしくて、町の勇者でした。


かなり前に他界しましたが…

僕は爺ちゃんそっくりと言われます。

光栄です!

強い遺伝子で人を幸せにしたい!



いろんなことが学べた日でした。


親戚の方みんなが損得抜きに助け合っていて、それが本当に素敵だった。

生きていることへの感謝も存在も
めちゃくちゃ良い休みとなりました!

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強く生きよう!

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