デイトナ500前哨戦は、ハムリンが4勝目!(NASCARプレ開幕戦:ブッシュクラッシュ) | 日日不穏日記・アメブロ版

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 デイトナ500を前にした、前哨戦「Busch Light Clash at The Coliseum」は、開幕戦:デイトナ500を前にしたカリフォルニア州ロサンゼルスのエキシビションレース。2022年から、ロサンゼルスのロサンゼルス・メモリアルコロシアム(0.25マイル/400m)で行われているが、25周づつの4つのヒートレースを経て、上位5人が出場。

 そこで予選落ちしたドライバーは、75周のレースのヒートレースを走り、上位2名が本戦150周(37.5マイル/60キロ)への出場を決まる。というスケジュールだったのだが、大雨が迫っており、ヒートレースは中止して、前倒し。PPは、デニー・ハムリンで、ジョーイ・ロガーノ、タイ・ギブス、アレックス・ボウマン、カイル・ブッシュのトップ5。

 23台の出場が決まった。ハムリンとロガーノのフロントローでグリーンフラッグ。ハムリンがリード、ギブス、ロガーノ、ウィリアム・バイロン、ボウマンが追う。44LAP、既にリッキー・ステンハウス・ジュニア、ジョン・ハンター・ネメチェック、ノア・グラグソンの3台がラップダウン。

 ハムリン、ギブス、ロガーノ、カイル、バイロンのトップ5。50LAP、イン側のギブスがトップに立ち、リードチェンジ。58LAP、ロガーノも続き、1-2。カイル、ラーソン、バイロンにも抜かれ、ハムリンは5位にドロップ。ギブスはロガーノに2.5秒以上の差をつけ、独走態勢に。

 71LAP、トッド・ギリランドがクラッシュし、初のコーション。ギリランドはここでリタイア。ギブス、ロガーノ、カイル、ラーソン、バイロンのトップ5。ハムリンは7位にいる。観客席は、日程変更からか閑散としているが、メインスタンドには入っているようだ。

 ギブスとロガーノのフロントローでリスタート。ロガーノが先行、カイル、ギブスが続く。76LAP、コンタクトでネメチェックのマシンがストップし、2度目のコーション。ロガーノとカイルのフロントローでリスタートするが、すぐに前半戦が終了。

 76LAP、ロガーノとカイル・ラーソンのフロントローでリスタート。77LAP、タイラー・レディックとバッバ・ウォレスのチームメイト同士がコンタクトして、ウォレスがスピンし、3回目のコーション。チェイス・エリオットがウォールにコンタクトしている。エリオットはこれでリタイア。

 78LAP、ロガーノとギブスのフロントローでリスタート。が直後にブッシュ・ライトのスキームとなったロス・チャステインが、マイケル・マクダゥエル、ステンハウスと3ワイドになり、コリー・ラジョイとともにスピンし、4回目のコーション。全然レースが進まない😅。



 タイラー・レディックがリスタート・バイオレーションでペナルティを受ける。リードラップは19台。ロガーノ、ラーソン、ギブス、カイル、ハムリンのトップ5。78LAP、ロガーノとギブスのフロントローでリスタート。ギブスがリード、ロガーノ、ラーソン、マーティン・トゥレックス・ジュニア、カイルが続く。

 89LAP、ギブスはロガーノ以下を引き離して独走。108LAP、ラーソンがカイル、ハムリン、トゥレックスにまでパスされ、6位に交代。138LAP、ジャスティン・ヘイリーがスローダウン。コース内側にマシンを停めたので、コーションは出ず。140LAP、マクダゥエルがチャステインを抜く際に接触してスピン!これで5度目のコーションとなる。

 141LAP、ギブスとロガーノのフロントローでリスタート。ハムリンがギブスを抜き、リードチェンジ。ハムリン、ギブス、カイル、ライアン・ブレイニー、ロガーノが追う。148LAP、カイルがギブス「をインから捉え、2位に浮上。ファイナルラップ、ロガーノにもパスされたギブスが、ラーソンにタップされ、スピン、何台にもヒットされ、ダメージを重ねる。

 これが6回目のコーション。ライアン・プリースがフリーパスを獲得。ハムリン、カイル、ブレイニー、ロガーノ、バッバ・ウォレスが続く。ギブスは13位にまで後退している。NASCARオーバータイムとなる。ハムリン、ブレイニーのフロントローでリスタート。

 そのままハムリンがトップチェッカーを受け、カイル、ブレイニー、ロガーノ、ラーソン、アレックス・ボウマン、チェイス・ブリスコー、ブラッド・ケセロウスキー、トゥレックス、バイロンのトップ10。11位プリース、12位ウォレス、13位レディック、15位チャステイン、16位ステンハウス、18位ギブス、22位エリオットと言ったところ。

 ハムリンは、2006、2014、2016、2024年の4回目の優勝🏆。歴代では、デイル・アーンハートシニアの6回に次ぐ単独2位の勝利数。現役ドライバーでは2勝のカイル(2012、21)、ロガーノ(2017、22)が続く。1979年からレースが行われているが、インターナショナルスピードウェイでの開催で、21年はロードコース、22年から、ロサンゼルス・メモリアルコロシアムの開催になって今に至る。

 デイトナ500への前哨戦という意味合いは薄れているが、ハムリンは、過去デイトナ500で3勝(2016.19、20)を制している。トゥレックスと共に43歳でフル参戦最高齢ドライバーである、ハムリンは健在ぶりを見せたと言うところか。実況席にはマイク・ジョイ、クリント・ボウヤー、そしてケビン・ハーヴィックが姿を見せている。

 随分と遅くなってしまったが、オフシーズンボケと言うところで。テレビの具合が良くないので、デイトナ500は、フルレースリプレイか、GAORAになるか、微妙なところ。書けるかどうか、取り合えずやってみるつもりでいる。カイルファンである僕には、20年連続勝利をデイトナで飾ってみたいところ。それを期待しつつ、今回はここまでで。