歌は世につれ 世は歌につれ その1 | あいうえお相性学でお馴染み『甲子堂・若隠居“きねさん”』の縁側de世相チェック

歌は世につれ 世は歌につれ その1

#009


歌は世に連れ 世は歌につれ


などと申しますが


思い出とその時流行った歌は重なりまして


記憶されるもんでございますな


ただこれを「あいうえお」相性学的に申さば


やはり[u]と[o]をお持ちの方のほうが


納得なされるんじゃないかと


無粋な噺で失礼いたしました




さて かずみさん遠い思い出から


なかなか戻ってまいりません


痺れを切らしました若隠居


「そろそろ夕方ですし 一杯やりますか」


かずみさん はっと我にかえりまして


「そっ そうね いただこうかしら」


ちょいときどりましたプレミアムなんとかビールに


肴はご案内の通りのピクルスアラカルト


喉も潤ったころかずみさんが


「先生 いい歌はいい歌い手が歌って


初めていい歌になるんじゃない」


「なる程 かずみさんの云ういい歌い手って


たとえばどなたですか」


「そうね なんたって『ひばり』さんでしょ それに


『八代 亜紀』に『都 はるみ』ね 『石川 さゆり』もいいわ」


「女性ばかりですね 大好きな殿方では?」


「いま 云おうと思っていたんじゃない 『北島 さぶ』ちゃんに


『五木 ひろし』『森 進一』『細川 たかし』 最近じゃ


なんたって 『氷川 きよし』くんだわね」


すらすらと名前をメモしていました若隠居


「ほほ~ 『さぶ』ちゃん以外は皆 [i]をお持ちだ」



明日につづく



***** 本日の 「あいうえお」 相性学 *****



*思い出を歌に重ねて記憶する人は名前に


 [u]あるいは[o]がある方が多い (はず… )



*仮にあまり良くない思い出であっても


それを受入れなければ思い出として記憶されない


◎よって 受け入れの[u]となる



*そもそも記憶とは その時の状況の自己分析


 または感情を積み上げることであり 自分の


 知識の一部であると云えよう


◎よって 知恵・知識の[o]となる