─── ひと缶? ポリタンクでもやはり”缶”というのでしょうかw
灯油って季語じゃないよねー、などと考えながら久しぶりにこの冬用に灯油を購入しました。
その、ずしりと重たい手ごたえに思わず即興で詠んでみたのが・・・
こんにちは、本日の季語は「冬に入る」(ふゆに-いる)・・・文字通り冬の季語であり、「立冬」
のサブ的な季語になります。「立冬」・・・暦の関係で年によって日付はずれますが、今年は11
月の8日でしたね。「暦の上では今日からが冬です」というフレーズを何度も聞かれたかな?
以下、追記分 ↓ココから
あなたもよく御存知の通り、二十四節気の月日は年毎に微妙に変化します。
太陽が天球上を1年で1廻りする道筋(黄道)を24等分し、太陽がこの点を通過する日時によっ
て決まるのが定気法、また他には平気法・恒気法という計算法があるそうですが詳細はパス。
だって、このブログのテーマを超えてしまいますものね。第一、私にも計算できない (大爆笑
ちなみに、春分の日/秋分の日は官報に公示されて初めて正式に定められる祝日となりますから
必ずしもこうした天文学上の計算式と一致するとは限らないそうです。
↑ココまで
↑はいはい、お馴染みの二十四節気です。
以下、追記分 ↓ココから
二十四節気は春分を基準にして1年を24等分し約15日毎に分けた季節のことです。その区分点と
なる日に季節を表すにふさわしい春・夏・秋・冬という名称が付けられました。
かって古代中国では、月の満ち欠けに基づく太陰太陽暦が使われていましたが、この日付では太
陽の運行・位置とは無関係のため、暦と本来の季節との間にズレが生じます。なので、実際の季
節を知る目安として太陽の運行を元にした二十四節気が暦に導入されました。(秦~前漢の頃)
日本へは6世紀頃に伝わりましたが、その後天文学や暦法の知識を踏まえた上で、何度も修正さ
れつつ19世紀頃には現在知られている二十四節気が確立されたわけですね。当時の人々は暦とは
別に、農作業や季節に関係のあることは二十四節気で判断する方法を取っていたのね。
↑ココまで
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「立冬」とは冬の始まりのことで「立春」「立夏」「立秋」と並ぶ季節の節目ですね。
(「立」には”定まる”という意味もアリ) 他には「冬立つ」(ふゆたつ)、「冬来る」(ふゆきたる」また
「今朝の冬」(けさのふゆ)とも・・・実際にはそれ程の寒さではないのですけれど、いよいよ冬が来るぞ、
という緊張感もある季語かもしれません。
似た季語として、またほぼ同じ時期を表す季語としては「冬浅し」(ふゆあさし)があるかな。
冬になったとはいえ、まだまだ暖かい日もあるし晴れた日もありますからね。
それでも、そろそろ寒い日に備えて灯油の準備をしたのが今日の句になりました。
気候が温暖化しているとはいえ、真夏の暑さが思い出せない程に冷え込むのが日本の冬です。
地域にもよりますが、何らかの暖房なしでは過ごせませんもの。
そして、この「暖房」も冬の季語になり、部屋を暖める「ストーブ」も「炬燵」(こたつ)も、身体を
温める「懐炉」(かいろ)も就寝時の「湯たんぽ」も、また「火鉢」(ひばち)も皆、季語なの。
火鉢なんて今ではもう普通の家庭からは姿を消してしまい、死語になってしまったかしら?
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およそ冬の暖房器具全般が季語になるのですが、その中に「暖炉」(だんろ)があります。
実は、子ども時代に憧れていたのがこの暖炉なの。身近には使っているお家は無かったけれど
外国映画や小説作品ではお約束のように登場するのが暖炉でした。
温かで仲の良い家庭を象徴するように、寒い冬でも居間には赤々と火が燃えて楽しげな雰囲気
作りに一役買っていたから。─── 冬のくつろぎは いつも暖炉の傍なのよ、暖かいしネ♪
【左手に見えているのが暖炉ですが、この映画わかるかな?四姉妹の物語デス】
立派なお屋敷にはそれなりに装飾性の高いインテリアに合わせたものが設置されていたし・・・
仲の良い友人たちの語らいにも暖炉がよく似合っていたなあ? ちなみに、右手の女優さんは
若き日のキャサリン・ヘップバーン様です♪
【こちらも原作は上2枚の画像と同じもので、1933年に公開されたバージョンです】
だけど、暖かいのが良いからと、火に近づきすぎると お洋服に火が付いて焦がしてしまったりも
します。火を直接燃やすだけに危険なこともあったでしょうね。
それに何よりも手入れが大変・・・火を消した後の始末やら朝には火を起こさなければいけない
けれど、それこそ床に這いつくばって作業していたのでしょうね。 大きなお屋敷なら幾つもあって
一番下働きのメイドさんの大切な朝のお仕事でした。
【この作品は近年の大ヒット作ですからピンと来る方も多いのではないかしら?このコ脇役だけど可愛いよね】
そうした大変さや手間を考えると、直接火を使う暖房設備よりも、エアコンやファンヒーターの
方が安全でお手軽に使えるので、ズボラで面倒くさがりの自分には向いているのですが (爆
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今日の記事、最後の方は”暖炉のある光景”になってしまいました。
あなたのお家もそろそろ暖房の準備に入る時期かな?
それでは今日はこの辺で・・・またね。