本日の My 俳句 [ 立ちすくむ眩暈の甘さ木下闇 ] | 俳句でDiary ─ できるかな?

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私の俳句 萌え萌え日記

今日はどんよりとした空模様ですが、雨が降らない時には陽射しの強さが眩しいような時もあり

ます。梅雨明けはまだ先ですが、木々の緑はこのところの雨を受け、ますます濃さを増してきた

ような気がしますよね。

木下闇TOP



こんにちは、本日の季語は「木下闇」(こしたやみ)・・・の季語です。夏の茂った木立の下の

暗がり
のことです。昼でも暗くて涼しいところですが、強い陽射しの元ではまるで闇のようにも

思えるし、明るい場所から急に入ると特に暗く感じられます。そんな暗さ・・・


江戸時代からの古い季語になりますが、他には「木の下闇」「下闇」「青葉闇」「木の晩

小暮」などなかなか魅力的なニュアンスの季語が多いですね。。以前にも↓

※2014.7.1  木下闇   ( ^ー゜)σ         背中しか見せぬ人あり木下闇


よく似た季語としては「緑陰」(りょくいん)があり、これは日々目にすることの多い言葉では

ないかしら? 緑の茂った木陰のことですが、夏の暑さを逃れて ほっとするような涼しさが

含まれる季語になります。

緑陰



「木下闇」また「緑陰」、どちらもこの季語を生かすのは昼間です。夜では意味が無い。

眩しいような光の中でこそ、この闇が際立つのですから・・・


本日の句はこの通りの意味で、特に深い意味もないなあ。

夏の明るい所と暗い所を行き来すると、ふと眩暈(めまい)に似た感覚を引き起こす時があり、

それは時としては甘美な夢の中にいるような感覚を呼び覚ますこともあります。

まあ、実際に貧血で倒れてしまってはシャレにもならないけれどね (爆




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<おまけ>

前回の記事で、ルピナスの花を林立する塔のようだと例えましたけれども・・・

自然の花の中には、どうして××が○○に似ているの?と思えるものが沢山あるのは、

あなたも御存知の通りです。例えば、木の葉にソックリな虫さんとかね。

でも、この花は・・・どうしてかしら? いったい誰がこんなデザインを (爆

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【蘭の花が、どう見ても・・・お猿さんなのですが?!】

モンキー・オーキッド


モンキー・オーキッド(モンキー・フェイス・オーチッド、学名Dracula simia)という名の植物です。

エクアドルやペルーの山脈地帯で、湿度の高い場所を好み、冬から春にかけてこういう

模様の花が咲くそうです。日本でも販売されているそうですが、見たことはないなあ?

それでは、今日はこの辺で・・・またね。



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