本日の My俳句 [ かへらざる涙にも似て春の川 ] | 俳句でDiary ─ できるかな?

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私の俳句 萌え萌え日記

読者登録している方のブログですが、家族同様の愛猫を失った悲しみを綴っておられた方が

いらっしゃいました。辛い時間を共有したパートナーであったペットの死・・・精一杯手を尽くさ

れた上での死であっても、さぞかし・・・と思うと他人事であっても、私も胸が痛みましたよ。

それは小さな死であっても、大きな悲しみですから・・・

川3



こんにちは、本日の季語は「春の川」・・・文字通りの季語です。”春”とつくから春の季語

ではなくあくまでも「春の川」という季語ですね。他には「春の江」(はるのえ)「春江

(しゅんかう・しゅんこう)・「春の瀬」など。

同じようなジャンルの季語に「春の水」「水の春」などがあります。


ところで、この川は小さな川・小川をイメージするのではなく、もう少し大きな川・河川を

イメージした方がいいでしょうか。

四季おりおりに様々な顔と様相を見せる川を・・・昨年の10月には「秋の川」を句にしました

※10/22 「秋の川」 ( ^ー゜)σ  http://ameblo.jp/haiku-de-moemoe/entry-11647096126.html


川4



さて、春の川です。上流では雪解けの水が加えられ水かさも増して、とうとうと流れる、

そんな川・・温かくなった陽射しの元で、ゆるやかにのんびりと流れる様子でもいいし、


周辺にはまだ冬の枯れ草が残っているかもしれませんが、草木の成長期に向けて

新しい芽もどんどん育って来る時期です。これから豊かな表情を見せてくれるでしょう。


その反面・・・


「三途の川」ではありませんが、川というのは何処か生死を象徴するようなイメージがあります

上流で生まれた水が下流に向けて流れ流れて、最後には海に還って行く。

この法則から逃れられることは決して出来ません。失った命は決して元に戻ってこないように。

川2



そうして、川は彼岸(ひがん=あの世)と此岸(しがん=この世)を分ける流れでもあります。

向こう岸に渡ってしまったものは、決して戻って来ることは出来ません。


そう、私たちの生死も然り、さまざまな意味で・・・。

あなたは四季それぞれの川を見て、何を思うでしょうか。

ん? ちょっと暗くなってしまったかしら・・・ごめんなさい。 それでは、今日はこの辺でね。


P・S アメブロさん、またメンテナンス? ブラウザによっては表示がおかしいんですが?
相変わらず Windows7+IE11では記事が書けないし・・・