皆様方の積極的なご参加のお陰で
44名、合計 220句の投句を頂きました。
参加者は次の通りです(順不同、敬称略)。

永田満徳、森川雅美、石川順一、青橙(たかはし)、野島正則、
江口秋子、熊谷房子、長谷川ひろし、江村享、とばやまちはる、
浮游子、眉山ケイ、佐竹康志(夜亜舎)、塚本南海雄、辻井市郎(一路)
中村秋穂、いわきりかつじ、今村とも子、祐(牧内登志雄)、姫(三高邦子)、小倉正人、茂木ひさを、寺嶋法子/杳杳、貴田雄介、小保方国秀(無弦奏)、
上野梢楓、桑本栄太郎、松原白士、林宏尚(常住)、慢鱚、
荒一葉、水越千里、藤澤迪夫、岩根泰彦(寒太郎)、古閑寛昭、
大津留 直、武藤隆司、山下明寿、本田しどみ、滿/杉山満、
ゐるす、亜仁子、美空 らら、北野和良、


選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

投句に参加された方は必ず互選をお願いします。
なお、未投句の方の選句のみも歓迎いたします。

【選句の締切は6月15日(土)pm10時】までとします。

【以下全投句作品】

1    「儲かりまっか、ぼちぼちでんな」ビール注ぐ
2    『相棒』をイッキ見するか夏休み
3    Amazonのヘビーユーザー夏の雨
4    あぢさゐや崩れし顔に立ち尽くす
5    あぢさゐや列の乱るる鼓笛隊
6    あづさゐの垣根を被ひ雨を待つ
7    いそいそと洗濯のして五月晴
8    いま一度鮎の塩焼き長良川
9    カメラユーザー上達夢見撮る五月晴
10    ピチピチと跳ねる香魚に串を差し

11    キャンディの棒をあてがふ梅雨の犬
12    くまモンに海風紫陽花が咲きそう
13    スーパーにふるさとのかわ鮎二匹
14    ステテコでユーザー車検受けにけり
15    せせらぎに戯れてゐる五月晴
16    せせらぎの音を味わふ鮎の里
17    タウン誌は紫陽花名所組まれたり
18    バス停の屋根に夏草ぼちぼちと
19    ひつそりと山紫陽花の岩の間
20    洛中に溢れる異人五月晴

21    棒切を頼り恐々初登山
22    棒線の引きある古書や額の花
23    棒足に一喜一憂昼寝ざめ
24    ふるさとの釣られし鮎のうらおもて
25    ぼちぼちでんなと答ふる半夏生
26    ぼちぼちとあがってくれよ霖雨かな
27    まつたりと読書お昼寝五月晴
28    もうかりまつかぼちぼちや梅雨晴間
29    やな鮎を捌くヌルヌルなだめつつ
30    七変化ゆれてあなたの腕の中

31    ユーザーのネット句会や明易し
32    ユーザーの眼を瞑らせてハンモック
33    ユーザーの顔色をみる夏芝居
34    ぼちぼちと壱岐の夏めく音が好き
35    ぼちぼちと学ぶ俳諧日々涼し
36    ユーザーの苦情メールや冷し酒
37    ユーザーの言ひ張る電話走り梅雨
38    よく響く鳴き龍である五月晴
39    鮎の宿皿にきれいに残る骨
40    ぼちぼちを座右の銘に道頓忌

41    鮎の宿川の香りを丸噛り
42    鮎を焼く門前町の駐車場
43    鮎を食べ有間皇子の悲劇知る
44    鮎掛けや肩に棹置き取り込みぬ
45    ぼちぼちと崖登り行く牛蛙
46    鮎噛むや母の七回忌のお斎(とき)
47    鮎釣りと料理づくしのお宿かな
48    鮎釣りの為の囮を育てたり
49    鮎届き父の機嫌の治りし日
50    捕れたてに化粧塩ふる鮎の宿

51    杏の実棒で叩けば水の音
52    移り気の色に出にけり七変化
53    違反車を招く警棒半夏生
54    雨に地に色を変へけり額の花
55    雨上り今朝の眩しき五月晴
56    ぼちぼちと犬に連れられ富士詣
57    ぼちぼちと言つたそばから注ぐビール
58    棒読みの政治屋居すわる木下闇
59    棒棒鶏鮎もいつしよに食べにけり
60    綿棒に委ぬる耳や夏の果

61    ぼちぼちと言へる生涯夕端居
62    駅裏の二坪間借りの鮎の店
63    炎天や泥棒市の聖像画
64    遠雷となりてぼちぼち旅仕度
65    塩化粧華やぐ串や鮎焼けり
66    塩焼きの鮎並びたる観光地
67    王子駅見下ろす小径濃紫陽花
68    家の壁ぼとぼち地図を描く黴
69    蚊遣火やユーザー名の最後星
70    蚊遣火をぼちぼち点けて読書かな

71    海地獄覗くは我と紫陽花と
72    紫陽花や山湖を巡る道険し
73    紫陽花や心の中に永遠に
74    紫陽花や人力車止む老夫婦
75    顔上げて小宇宙なり額の花
76    幾年も窓越しに観る紫陽花かな
77    久々に己の影や五月晴
78    金もなく紫陽花ばかり植ゑし寺
79    金串の先で化粧の香魚かな
80    串焼きの鮎や背なより齧り付く

81    串打たれ四分休符となりし鮎
82    渓流に稚鮎放して親心
83    渓流の音を雨かと鮎の宿
84    軽トラの落ち合ふカフェや五月晴
85    五月晴れつっかけでゆく診療所
86    五月晴れ指の先には阿蘇五岳
87    ぼちぼちと線香花火増殖す
88    紫陽花やインバウンドの明月院
89    紫陽花やメール溜まりぬ日曜日
90    紫陽花やゆつくり戻る歯科の椅子

91    ぽちぽちと爆ぜる珈琲夏炉かな
92    五月晴一緒に笑顔してゐたり
93    五月晴竿しなはせて使いきる
94    子供らの棒もてつつく蟾蜍
95    思はずに顔ゆるびたり五月晴れ
96    紫陽花に犬嗅ぎ寄れば目を瞑る
97    五月晴鍬鋤洗ふ用水路
98    五月晴傘の数本干しにけり
99    五月晴診察室に清し風
100    ユーザーの評価星5の代踏み下駄

101    ユーザーは鮎の釣師やBMW
102    ユーザーは神じゃないとや梅雨寒し
103    地区祭選ぶ子もあり棒アイス
104    五月晴人間来れば鳥逃げる
105    紫陽花の大ぶり一輪ちさき幹
106    紫陽花の茶亭をこぼれる人の波
107    紫陽花の葉蔭へ避けしペットの茶
108    五月晴洗濯竿の白き下着
109    五月晴洗濯物のハイキック
110    ぼちぼちとエーゲ海往く夏の旅

111    ぼちぼちとライトアップの禁煙デー
112    五月晴棚田に映る千の空
113    五月晴島一周の小半時
114    口癖のぼちぼちでんな梅雨の店
115    行きつけの「ぼちぼちでんな」夏浅し
116    左遷の地海に抱かれて鮑採り
117    砂の上百足は棒の如く居り
118    紫陽花や沖の小島は歌枕
119    紫陽花や蕎麦屋で啜る生原酒
120    紫陽花や昨日の夜の独り言

121    砂浜へ棒で土俵を大夕焼
122    山荷葉足棒にして驟雨くる
123    山梔子がユーザーネーム昭和歌
124    散髪の長さを問はる五月晴
125    産みの親探しし啼くや不如帰
126    四万十をたつぷり食うた鮎を焼く
127    四葩咲く檀家の減りし大寺に
128    子らの捕る雑魚らぼちぼち夏の川
129    紫陽花に行ってきますと通学路
130    紫陽花の雨にふつふつ湧きにけり

131    紫陽花の奥処潜める古き顔
132    五月晴百福詣で客あまた
133    五月晴夫はゑがほを売りにでる
134    紫陽花の花屋を沸かす新種かな
135    ぼちぼちと老いの足音木下闇
136    ぼちぼちをちこち腐草螢となる
137    紫陽花の花弁や虫の潜りたる
138    紫陽花の九相図のごと寂びゆけり
139    ユーザーやアナログ蝉は哭くばかり
140    ユーザーを騙すメーカー黄金虫

141    紫陽花の浄土となれる法の山
142    紫陽花の盛はさぞや七分咲
143    紫陽花の青は故郷の空の色
144    篠突雨棒人間となりにけり
145    朝練のノックへ声沸く五月晴
146    若鮎の煌めき残し堰越ゆる
147    手掴みの鮎の野生の力かな
148    終活もぼちぼちなりて夏の宿
149    舟下りの先に鮎の炭火焼
150    粛々と濯ぎもの干す梅雨晴間

151    小間物屋友釣りの鮎商ひて
152    紫陽花や推しのタレントまた増えし
153    紫陽花や地球儀の子午線なぞる
154    紫陽花や潮の風来る禅の寺
155    小紫陽花切株の背に隠れけり
156    掌を団旗の軋み五月晴
157    焼き鮎やランプの宿の杉座卓
158    新じやが掘る丸太ん棒の腕かな
159    親の墓所決めた安堵か五月晴
160    身に染むや囮の鮎の瀬に踊る

161    水遣りの頃合い難し五月晴れ
162    成績はぼちぼち首席天使魚
163    青芒ぼちぼち帰る頃となり
164    川底に尻据ゑ鮎へ出す手紙
165    叢草と格闘中の五月晴
166    相棒の竿だけ鮎の中りあり
167    蒼い恋かさね濃紫陽花ひたむき
168    打水やユーザーへ寄る和の心
169    大漁旗港まつりは五月晴
170    短夜やガラスポットに加賀棒茶

171    紫陽花や年々低く咲かせをる
172    紫陽花を好みし妹異世界へ
173    短夜をぼちぼちライン傘寿どち
174    長屋門朽ちし生家や七変化
175    釣り上げて苔の匂を纏ふ鮎
176    釣り人に触れて隠るゝ香魚かな
177    釣り人の皆を揶揄ふ通し鮎
178    釣果より竿の自慢や鮎の宿
179    庭先へ引き出すバイク五月晴
180    鉄棒にぶら下がる子や秋を待つ

181    鉄棒に大車輪して雲の峰
182    鉄棒を取り合ふ子等や梅雨晴間
183    渡し舟朽ち果てし底鮎潜む
184    土器片のうすき弁柄(べんがら)五月晴
185    灯ぼちぼち延長戦はナイターに
186    胴長の足押し戻す鮎の川
187    二階より寿限無聞えて五月晴
188    如意棒を回す悟空や五月晴
189    濡れた傘広げておりし五月晴
190    梅雨晴れ間ほなぼちぼち出かけまひょ

191    梅雨入りもぼちぼちでんな今朝の雨
192    白玉や藪から棒のプロポーズ
193    白扇と亡父(ちち)の棒タイ箪笥から
194    麦茶飲みぼちぼちでんなのご挨拶
195    麦畑ぼちぼち午後のティータイム
196    八十路なるネットユーザーメロン買ひ
197    桧葉の葉の褥に寝ねよ魚籠の鮎
198    父の日のぶつきら棒の子の電話
199    風鈴売天秤棒の先に風
200    副賞は蕾のままの額紫陽花

201    噴水は空の心棒かも知れぬ
202    編み棒を握つてみたし原爆忌
203    墓仕舞やうやう済みぬ五月晴
204    飽きもせで次からつぎに七変化
205    棒アイス差し歯を避けてかじりけり
206    棒になる脚を励ます初登山
207    棒の打ち岩から清水注ぎけり
208    木道の靴音軽し五月晴
209    黙祷の鐘の合図や五月晴
210    野球部の素振り百回五月晴

211    友が待つバスの終点五月晴
212    夕凪に夫とぼちぼちジョギングす
213    裸の父丸太ん棒のやうなもの
214    雷雲や綿菓子めいて棒に巻く
215    溜息の名誉教授や囮鮎
216    緑陰や指揮の真似して棒を振る
217    老いの坂ぼちぼち行こかかたつむり
218    老犬の好みのルート濃紫陽花
219    六十路過ぎ黄色のバイク五月晴れ
220    棍棒を背おいて歩く夕涼み

(作品は以上)

選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

(「番号のみ」記入ですと、誤って上下の番号と間違われる方がおられたので、選ばれた句は【番号と句の冒頭と合わせてお書き頂き】間違いを防ぎたいと思います。
また今回は上五「五月晴れ」「紫陽花」「ぼちぼち」などの句がたくさんあるので中七までお書き下さい。)

記入例に従い、特選、並選のそれぞれを番号で、選者名(俳号または名前)と合わせてお書き下さい。(結果発表時は俳号を優先します)
また【特選句には簡単な鑑賞文】をお書き下さい。

若しも番号と句の冒頭とが不一致の場合は、句の冒頭を優先して解釈します。
また全部の選句をまとめて1回でコメント投稿して下さい。

句に兼題が入っているか否かの判断は選者にお任せします。
兼題が入っていないと思われた句は取らないようにお願いします。

【選句の締切は6月15日(土)pm10時】までとします。

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