永らく音信不通でした。

娘の受験が終わり、
時間的な問題も然ることながら、
こみ上げてくるいろいろな気持ちを整理したり、
それを文章に表現したりすることができず、
しばらくパソコンの画面から遠ざかっていました。

桜の蕾が膨らみ、近所で一つ、二つ開いているのを見つけました。

昨日は長男の東大の卒業式でした。
卒業証書と研究室の教授、仲間との写真を送ってきてくれました。

これで一つ区切りです。

娘は希望を叶えることができ、
一橋大学にこの4月から通います。

受験した大学も全て合格していましたが、
一橋に行きたいという思いが強く、
10日の発表を見るまでは 後期試験の勉強を何となくする以外、何も手につかない状態でした。

ここ2週間で慌てて、社会復帰したり、
お地味な女子高生から華やかな女子大生になるための準備をしたり、
念願の部屋の掃除をしたり、大学に提出する書類を作成したりと
たいへんな忙しさでした。
ディズニーランドとUSJにお友達と卒業旅行にも行きました。

通っていいた高校から「受験体験記」を依頼されたので、
今まで頂いていた先輩方の体験記を参考にしながら、昨日書き上げました。
なかなかの大作でした。
おそらく、それを書きながら自分の1年間の受験生活を振り返っていたのだと思います。

やってもやっても出来るようにならない「世界史」が11月頃から急に出来るようになり、
「最後は世界史が楽しくなった」
と書いていました。

また、(一橋の問題は独特なのですが)
その過去問をやっているうちに、
「こういう勉強をしている人たちと一緒に大学で勉強してみたい」と思うようになった、
とも書いていました。

この1年間、ほんとうに息の詰まるような勉強でしたが、
それが単なる大学進学のためだけの勉強ではなく、
人生の糧となる貴重な経験になったということがわかる言葉です。

3人の子どもたちの「大学受験」で共通して言えることは、

「受験」と真剣に向き合う姿勢。
目標に対するブレない姿勢。
高い集中力。

そして、「努力」。

親は
「我が子を信じること」。


入学式は2日です。
国立の桜並木、満開でしょうか。

入学式はスーツですが、女の子は今年はフレアースカートが流行りで、
例年より少し角の取れた、柔らかい雰囲気になりそうで、
とても楽しみです。